2014年8月16日

13-15/08/14 南アルプス・上河内岳

パタゴニア

南アルプス南部に位置する上河内岳に行ってきました。


展望皆無、絶景のはずの上河内岳

南アルプス南部の聖岳~赤石岳~荒川三山・悪沢岳を、畑薙大橋から入山して椹島までぐるり回ろうと計画しましたが、二日目朝にはいきなり雨。

その後、数日間も曇り、もしくは雨予報で、好天は見込めないとみて、あえなく聖平から撤退しました。

思ったピークには立てず景色だって何一つ見れなかった。

目的のひとつだった百間洞のとんかつも食べられなかった。

立ったピークらしいピークは上河内岳だけという、かなり消化不良の山行となったが、そんな中にもこんな時こその人との出会いがあった。

初日はバスで隣に乗り合わせた茶髪、いやいや昨今ではほとんど見なくなった金髪か、あるいはオレンジ髪の高槻のお兄ちゃんと一緒に歩いた。

なかなかきつい登りだったけど、今回は来れなかった(あ)。と一緒に歩いている感覚で楽しかった。


光岳から鳳凰三山まで大縦走するという高槻の木村くん
こんな風貌の若者ほどタダ者ではない

聖平では終日の雨で、テント泊の人たちが用具や衣服がびしょ濡れなこともあって素泊まり用の避難小屋は大賑わい。

近くの床の人同士で話が合い、明日なら静岡駅まで送ってもらえるとの話しがまとまり、翌日は談笑しながら一緒の下山となった。

苫小牧、倉敷の鈴木さん親娘、安孫子の田宮くん、浜松のナンバさん。


田宮くんと鈴木さん親娘(なんと、中2生)


足早に下ってゆくナンバさん

みんな山が好きな人ばかりだった。

同じアルプスでも北アルプスでは味わえない一期一会だった。


横窪沢小屋、木村勝利さん

横窪沢小屋の管理人さんもよかったな~。

PS:
上河内岳のピークへの基部といえる稜線上の分岐に着いた時の感覚は何だったんだろう。

ここに足を運ぶのは初めてなのに、これまでに出向いたどこかの光景にそっくりで、あたかもその場所を再訪したかのような感覚に陥った。

辺りがガスに包まれ展望がないことがそう思わせたのかも知れないが、それにしても何だか不思議な感覚だった。

しかしながら、未だその場所がどこだったのか特定できていないし、本当にそんな場所を訪れていたのかどうかさえはっきりせず、ややモヤモヤしている・・・。

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2014年7月26日

26//07/14 虹ヶ滝から地蔵岳、大天井岳

パタゴニア

虹ヶ滝から地蔵岳、大天井岳往復しました。


『きのこの山』のような可愛いきのこと虹ヶ滝

とりあえず梅雨が終わり、以降は雨も、そう降ってないようなので今日は沢沿いから大天井岳に上がりました。


視覚的には涼しげでしたが、実情は風がなく蒸し暑かった・・・


『夏休み』


地蔵岳

この時はクライマーは居ませんでしたが、帰路に再度立ち寄ると1パーティーが東稜を上がってきたところでした。


水だけ替えました


大天井岳から見下ろしても人影はなかった


若い人はイイね

若いといえば、加古川西高ワンゲル部の有志数名が夏の白馬遠征の前哨戦にと、引率の先生に連れられ来ていました。

彼らを見ていると先生と学生とのかかわり方を羨望するとともに、教職者は何処ででも尊敬される立場でないといけないと、こんな場所ながらあらためて感じさせられました。

懸念材料のヒルですが、被害寸前に退治すること三匹。

発見時は最後の堰堤近くの登山路で上着の裾を這ってるのを一匹と、下山後、指先にも一匹。

さらに靴を脱いだ際に見つけた、もう一匹。

さすがに靴の中に居たのにはびっくりしました。

どれも吸血前でしたのでセーフです。

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2014年7月20日

20/07/14 二条になった虹ヶ滝

パタゴニア

雪彦山・表登山道から大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝、周回しました。


出合下の滝

今日の雪彦川は昨日の雷雨と、今日も昨日ほどでないにしろ雨に降られたこともあって、知る限りではこれまでで水量が最も多く、おかげで豪快に流れ落ちる虹ヶ滝の滝口や、二条になって落ちる様子を目にすることができた。


「ガンバレ」のところの、こしあぶらの樹


大天井岳に居る間には晴れ間が見える時もあったのだが・・・

しばらくするとポツポツと、やや大粒の雨が降りだした。

見上げるといかにも通り雨的で、下山しはじめたころには晴れ間も見えだしたから、ひと安心。


地蔵岳のクライマー

地蔵岳から見えた谷筋に点々とガスが湧く風景は、この時期の雨上がりならではのもので、自身の目には新鮮な光景に映った。


三峰とガス湧く里の風景


豪快に流れ落ちる虹ヶ滝

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2014年7月19日

19/07/14 高御位山は熱中症警報

パタゴニア

かなり久しぶりで、高御位山に行ってきました。


高御位山山頂

長尾から北山の尾根を経て山頂まで行き、長尾へ下りました。

先日の雪彦山ではザックを忘れて登山口まで行き、そのまま登るという初の体験をしましたが、今日は高御位山でも初めてといえそうな体験をしました。

というのも、そもそも高御位山界隈の登山路はどのルートも人家から至近に位置し、車でのアクセスも良いことから時間を問わず何時も誰かが上り下りしているのが実情なのですが、さすがにこのクソ暑い時期になると、特に日中は人影はまばらになります。

今日はそのクソ暑さを山頂に達するまでに実感したとおり、下りの長尾への下山時に、これまで経験したことのないことを体験したのでした。

山頂を発ってから長尾下山口までに誰とも出会わなかったのです。

よく足を運ばれる方は早朝や夕方の少しでも涼しい頃を見計らって来られるのでしょうが、ここまで人が少ないのはきっとこの暑さのせいに違いありません。

現に山頂に達するまでに陰を好んで何度か休みましたから・・・。

兎に角、今年の暑さはこれまでになく湿気を伴った暑さなので、特にこれからは熱中症地策も必要かと思います。


小高御位山分岐付近には、この暑さの中でもハギの花が咲きかけていた


長尾集落と田園風景


見上げる空はまだ梅雨空だった
午後から雷雨あり

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2014年7月12日

12/07/14 夏の気配

パタゴニア

表登山道から雪彦山・大天井岳、往復しました。


時間を追うごとに空は夏っぽく変化していくようだった


覗き岩の展望台にはクルマユリが咲いていたが(左下)
先日の台風の影響か、花はすでにいたんでいた


大天井岳


地蔵岳


地蔵岳

夏山行に向けての演習も兼ねてか一般道の登山者はもちろん、不行や三峰の岩場にも数パーティーが登攀しているのが見えた。

来週は連休なんだってね・・・。

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2014年7月6日

06/07/14 初めての大失態

パタゴニア

曇天をついて雪彦山(大天井岳往復のみ)に行ってきました。


大天井岳

今日は天気が悪そうなので「お昼は簡単に。」と、近くのパン屋さんでお昼の食材を調達し登山口まで来るには来たのですが、この直前からポツリポツリ雨が落ちだしたくらいは気にも留めず、車を停め、「さ~準備にかかろう。」としたその時、とんでもない事実に直面したのでした。

買ったパンは何気に助手席に置いただけで、その際に後部座席には一切目を向けなかったので、この時までそのことには全く気が付きませんでした。

「うっそ~、ザックがないやん。」
何ということ・・・、

ここが家ならいざ知らず、ここまで来て他に探す場所があるはずもなく、これまでで経験したことのないザックを持たずに山に登りに来るという大チョンボをしでかしてしまったのでした。

雨が落ちだした時点で、ややモチベーションは下がっていたものの、駐車場に何台か常連さんの車を見つけていたので
「さいわい靴はあるし、昼ごはんもある。」

Let's Go ! です。

いくつかのパンとアクエリアスの入ったテルモスをそこで貰ったビニル袋に入れ、片手に提げたうえ出発したのでした。

流石にこんな格好で山に登るのは初めてのことで、知らない人が見ると
「こんな天気の良くない日に、あんな装備で来るとは・・・。」
と叱られそうなほどですが、ここはお許しを。

ただ、こんなことはまたとあっては困りますし、裏を返せば二度とないかもしれないチャンス。

背中が軽いことをいいことに、今日ぞとばかり頑張って歩きました。

結果は大天井岳まで過去最短の41分。

岩が濡れていて岩場や鎖場で慎重にならざるを得ずでしたので、もう少しなら短縮の余地ありですが、自身にとってはほぼ限界ですね。

兎にも角にも、今日の教訓は
持ち物検査はしっかり行ってから出かけましょう、です。

ヒルに咬まれなかったのがせめてもの救い、かな・・・。


展望岩にて
ガスに煙る大天井岳を見るのは初めてだった


大天井よりガスの天狗岩方面


地蔵岳ですら、時折かすかに見える程度


帰路、展望岩から見上げた時、大天井岳は見えていた

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2014年6月29日

29/06/14 ヒルニモマケズ

パタゴニア

虹ヶ滝から地蔵岳、大天井岳、出雲岩周回しました。


帰路、覗き岩にて


朝から、予想ほど天気は芳しくありませんでしたが、今日は虹ヶ滝を撮るつもりでいたので渓流沿いを進みました。

天気はもちろん懸念材料ですが、この時期それよりももっと不安なのが、ヤマヒル。

見た目はもちろんのこと、一旦咬まれると出血が止まらないので、兎に角たちが悪い。

虹ヶ滝でしばらく長居する間も、それらしき気配はなく、大天井岳まで着いたのは良かったのですが・・・。


虹ヶ滝


虹ヶ滝


虹ヶ滝


虹ヶ滝


虹ヶ滝


見上げると緑が目に鮮やか
下方、中央が虹ヶ滝・滝口


地蔵岳


大天井岳より地蔵岳を見下ろす


大天井岳

大天井岳でお昼を食べていると、すぐ後ろで食事をしていた常連さんの一人から、
「〇〇さ~ん(自身の名前)。これ、ヒル違うん~。」

てっきり、被害なくここまで来れたとばかり思っていたのに、まさにそれでした。

あわや首筋に達しようかというところのシャツの上を、あの独特の態度で歩いていたようだから、間一髪ってところでした。と、このときは思っていました。

箸でつまんでもらったうえ、岩の上で火炙りと、熱湯攻めの刑で懲らしめてやりました。

しばらくして、足元にももう一匹、発見。これも熱湯の刑。

帰宅後、シャワーを浴びようと服を脱ぎかけると・・・、右腰と左足のソックスのところ二ヶ所に出血の跡。

きっとあの二匹に違いない。

時間が経っていたお陰か、すでに止血していたので事なきを得ましたが、しっかり被害に遭っていたことにややショックを受けなのは言うまでもありません。

渓流を避けるべきか、それとも対策を講じるか・・・。

これからの大きな課題です。

あっ、そうそう。ついこの間、大曲の東屋付近でクマが出没したらしいです。

シカでもビックリなのに、クマとなると相当な衝撃。

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2014年6月21日

21/06/14 雪彦山・大天井岳~虹ヶ滝

パタゴニア

表登山道から大天井岳~虹ヶ滝、周回しました。

大天井岳のツツジと地蔵岳
大天井岳のツツジと地蔵岳

梅雨前線が北上気味も予報では何とか今日は持ちそうなので、早期退散のつもりもしつつ大天井岳へ。

見通しは良くないものの、時折晴れ間も出て、風も少しあったからか意外と快適で、常連さんと山談義に花を咲かせていると、つい時間を忘れ長居してしまった。


三角点、鉾立山方面


当たり前ながら今日も虹ヶ滝は流れていた

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