2010年7月4日

04/07/10 そろそろ限界?

パタゴニア

姫路港方面と家島、小豆島
先週もかなり暑かった(蒸し暑かった)けど、今日はさらにその暑さは増したようだった。
それでも山中で人に遭わないことはない。

山頂にはそれなりの人数の人がいて、それぞれのスタイルで暑いさ中の風景を楽しんでいるようだった。

高御位山稜線
いなみ野と淡路島
鳴門大橋は見えなかった
家島諸島と小豆島

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2010年6月27日

27/06/10 不快指数高すぎ・・・

パタゴニア

馬の背分岐西の稜線上より高御位山をみる
市ノ池より高御位山往復し、馬の背を経て下山。

今日はとにかく蒸し暑く、短いこのコースでさえ途中で休もうかと思うほどの、これまでに経験のない過酷な状況だった。

山頂に着いても風はなく暑いばかり。露岩の上に上がれば少しはマシだが心地良さは感じられない。

稜線を西進し姫路方面が見えるピークで休もうかと考えたが、あいにく午後ということもあり日陰がなく馬の背分岐で休む。

失礼ながら、先に休憩中だった若者の後ろに陣取り山頂方面をみてのんびりする。

陽が照っていなかったのであまり意識していなかったが、露出していた腕が真っ赤に日焼けしていることに今、気付いた。

どんな時でもスキンケアは怠ってはいけない。

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2010年6月20日

20/06/10 蒸し暑さ、この上なし・・・

パタゴニア

長尾の西側尾根より高御位山山頂~北山の尾根~長尾。

ササユリ
山頂直下、東側の登山路脇に六輪もの花をつけたササユリが咲いていた。

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2010年6月6日

06/06/10 やや期待外れ・・・、三室山

パタゴニア

熊岩付近のツツジとドウダンツツジを求めて三室山に出向きました・・・

click to enlarge 渓流に咲くオトギリソウ
が、今年は時季が例年と違うのか、あるいは裏年なのか、花に関してはまったくの期待外れでした。

天気もさほど優れたものではありませんでしたが、そんな中、見通しはピカいちで、山頂からは東は六甲連山、南、淡路島や小豆島はもちろん四国の山も遥かに見晴るかし、西には沖ノ山の右遠くには烏ヶ山~大山~三鈷峰~甲ヶ山稜線がくっきりと見えていたのが救いでした。

もちろん、北の氷ノ山は手に取るほどの近さに見えていました。

click to enlarge 小豆島遠望

遥かに小豆島を遠望する

click to enlarge 展望所より日名倉山、後山~駒の尾山稜線南望
click to enlarge 竹呂山(画像中央)と明神山、高御位山方面遠望

竹呂山(画像中央)と明神山、高御位山方面遠望

click to enlarge 熊の岩よりダルガ峰、ちくさスキー場、那岐連山、天児屋山、沖ノ山西望
click to enlarge 沖ノ山の彼方に大山を遥かに望む

沖ノ山の彼方に伯耆大山稜線を遥かに望む

click to enlarge 鳥取・東山(左)とくらます

鳥取・東山とくらます

click to enlarge 扇ノ山、陣鉢山、青が丸~仏ノ尾と氷ノ山

氷ノ山、扇ノ山方面、北望

click to enlarge ツツジ
click to enlarge 唯一咲いていたドウダンツツジ
click to enlarge 渓流に咲くオトギリソウ
click to enlarge 下ショウダイ(左)と竹呂山

下ショウダイと竹呂山


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2010年5月29日

29/05/10 馬の背から高御位山

パタゴニア

馬の背コース上部より高御位山頂方面をみる
馬の背から高御位山往復しました。

梅雨前の初夏のこの時期は空気が澄んで見通しのいい日があり、今日はその日に当たったと思い三脚も携行して鳴門大橋をみるべく高御位山へ。

結果は・・・、見通しは良かったものの鳴門大橋までは見えませんでした。

やや残念な気もしましたが、それでも空は碧く初夏の風を存分に感じられた高御位山でした。

click to enlarge 疾走する新幹線
click to enlarge もうすぐ姫路駅
click to enlarge 高御位山山頂にて
click to enlarge 鳴門大橋方面
click to enlarge いなみ野と明石大橋
click to enlarge 1600x1065px 1.81MB 播磨平野、淡路島と青空

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2010年5月22日

22/05/10 高御位山・松の木谷池周回

パタゴニア

松の木谷池
高御位山稜線の北に位置する松の木谷池周回しました。

今日は久しぶりに長尾から直接、山頂へと向かいます。

普段なら鉄塔まで上がると風が通り少しは涼しさを感じれるのですが、今日は風がなくかなりの暑さです。

鉄塔上の岩場より山頂方面を見上げる
山頂の岩場で小休止して汗がひいたら稜線を西進します。

暑さのせいか、時間がやや早いせいか行き交う人は多くありません。

稜線分岐そばの小さな案内板
市ノ池分岐を過ぎると小さな分岐があります。

が、これまで確かにあったはずの案内板が、この分岐には見当たりません。

どうしたものかとそちらに歩を進めると、すぐにそれはありました。
ただし、増水のため通行止との但し書きとともに・・・。

こんな状況なので、あえて人目に付きにくい場所に移動させたのでしょう。

とりあえず、引き返すことを頭に入れそちらに向かうことにします。

双耳の鷹ノ巣山
ルートは尾根上に付けられているのでそこそこ展望があり、見える風景は意外にも新鮮です。

すぐに左手に見える鷹ノ巣山の双耳峰は、その典型ともいえるもので、ピラミダルな山容は見事です。

p214を過ぎると、やがて右手下方に深山のたたずまいの松の木谷池が見えてきます。

p214を過ぎるとやがて松の木谷池を見下ろせる
池畔への最後の下りは足もとの悪いザレた急坂。トラロープの手も借り下りきった個所が問題の『増水』の場所のようです。

灌木の枝をつかみながら回り込むと、なんとか向こう岸にわたることが出来、無事、難所(?)をクリアーできたようです。

堰堤から見上げると、ここが高御位山の山中だとは到底思えない静寂の風景がありました。

オリジナル道標
しばらくは池の脇に付けられた立派な道を歩き、尾根に取り付くと急坂となります。

尾根上の岩場まで達すると、見上げても、見下ろしてもここが高御位山の一角とは思えない光景が広がっていました。

松の木谷池が遠くなる
やがて稜線が近くに見えるようになると山頂の社殿も確認できるようになります。

山頂(左)と稜線
山頂西で稜線に合流すると、間もなく山頂に到着です。

山頂からの光景は黄砂にけむっていた
あいにくの黄砂で山頂からはいつもの光景は望めませんでしたが、誰にも会うことのなかった静かなルートを歩くことが出来た今日の高御位山でした。

click to enlarge route map
HPは
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2010年5月16日

16/05/10 薫風の高御位山

パタゴニア

click to enlarge 青空
三週間ぶりの高御位山。

長尾から東へ歩き、北山の尾根から稜線に上がり山頂へ向かいます。

山頂でしばらく風景を楽しんだら尾根を西へ。

桶居山分岐と馬の背分岐を過ぎ、姫路方面が見えるピークまで達したら、ここでUターン。

どういうわけか今日はここまでで出会う人はそう多くありませんでした。

どうしたものかと思いながら再度、山頂に戻ってみると、いつも以上にすごい人で賑わう高御位になっていました。

どうやら、お昼にあわせて成井から上がってきた人が多かったようです。

露岩上からの光景は先ほどにも増して見通しがよくなり眺望絶好で、鳴門大橋も見えようかというほどでした。

この光景を見ながら傍にいたおじさんとの談笑が弾んでしまい、このあと大急ぎで長尾登山路を駆け下りました。

click to enlarge 馬の背分岐付近のツツジと高御位山
click to enlarge 三々五々、山頂の風景を楽しむ人たち
click to enlarge 臨海工業地帯とモヤに浮かぶ淡路島

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2010年5月9日

04/05/10 千畳敷に想う

パタゴニア

夜の宝剣岳
バス、ロープ・ウェーを乗り継ぎ山上駅とホテルを兼ねた建物の外に出ると、目の前に残雪のカールを従えたギザギザの岩峰が目に飛び込む。

中央アルプス、千畳敷カール。

この景観に関してはそれぞれの感覚があろうが、自身の第一印象は大変失礼ながら
「ずいぶんスケールが小さいな~。」
だった。

多くの残雪や見上げる岩峰群はアルプス的な景観を創りだしているものの、全体にもっと広がりがあって、広大なカールが広がっているのかと思いきや宝剣岳稜線がすぐそこにそびえ、見えている山全体がやけにこじんまりとしか見えなかった。

見える稜線までの実際の標高差は300メートルほど。

知らず知らずのうちに穂高・涸沢をイメージしてしまっていたのが、ただいけなかったといえばそれまでだが、涸沢は日本でもっとも代表的な圏谷地形の一つだから、そこをイメージしてこの地を訪れればこんな印象になるのも仕方あるまい。

宝剣岳と和合山(右)正面が宝剣山荘へと向かうルート
二年前の冬、目の前に見えるカールで雪崩が発生し、遭難事故が起きた。

事故で犠牲になったうちのひとりが山岳写真の第一人者だった岡山の塩田卓夫さんだった。

「一体、どんな環境で遭難は起こってしまったのだろう。」
こう思ったことをよく覚えている。

北穂に何百日と通い、北穂周辺については精通されていた方が、あろうことかこんななだらかな地形の、一見すれば穏やかそうにも見える場所で雪崩に巻き込まれようとは、誰とて想像できなかったに違いない。

確かここへも何度も足を運ばれていて、その危険性は百も承知されていたはず。

ただ、その時は稜線上にある山小屋に向かっている最中の出来事だったと記憶しているので、天候に恵まれなかったうえ、もしかしたら行動の時間帯がやや遅かったことがその一因だったのかもしれない。

せめて、もう少し先の通称オットセイ岩の下付近まで達していれば巻きこまれる危険は少なかったはずだが・・・。

下山前、ホテルの人から聴いた遭難現場近くには、この日も和合山方面からの小さなデブリ跡があった。

小さな谷が密集しているすり鉢状のこの地形では降雪後それらの谷筋からの雪崩は避けられず、この時期にあっても雪の締まっている早い時間帯に行動すべきと痛感させられるが、それにしても現場を目の当たりしても、色んな意味でなお一層
「本当にここで?」
を想うばかりだった。

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