2024年11月9日

09/11/24 播磨ア・高御位山< 北ア・大滝山

馬の背から高御位山に上がりました。


リンドウ

パタゴニア

今日の眺望はこれまでで一番ではなかったでしょうか。

東は生駒山系のさらに奥にも重なる山容が見え、淡路島も折り重なる丘陵が確認できます。

この時点で普段なら眺望の良し悪しをはかる目安となる明石海峡大橋も、ほぼ目に入らない存在となって、さらに遠くに目が行ってしまうのです。

播磨灘を隔てた四国山稜は、低層にたなびくもやの上に浮いています。

そんなもやのせいでしょうか、これだけの眺望の良さにあって大鳴門橋は確認できませんでしたが、剣山や三嶺も稜線がくっきりです。

小豆島は手前に重なる家島諸島の存在を忘れさせるほどの鮮明度で播磨灘に浮かび、西の遠くというと後山や那岐連山は当たり前のようにくっきり見え、そのさらに西の、おそらくは泉山方面も同じレベルで見えているようです。

これなら北部の氷ノ山でも距離的には見えるはずですが、如何せんどれがそれだか自信がなく、ここでは割愛しますが、兎にも角にも今日の360度の眺望は、どの方角に限らず素晴らしいものがありました。

見上げる空は終始、真っ青。大きな汗が出るでなし、素晴らしいハイクでした。

鷹ノ巣山突起岩で見る加古川の工場地帯と淡路島・淡路丘陵

今日もいました、気の長いミサゴ

四国山脈と家島諸島、小豆島

スカイラインは右に後山~駒ノ尾山稜線と左、那岐連山 最左は泉山?

鷹ノ巣山で見る姫路市中心部

馬の背分岐の定点で

コウヤボウキ
今年のコウヤボウキは数が少なく裏年っぽい

ガメラ岩、見下ろしポイント

見事な青空に飛行機雲

アキノキリンソウ
主張しまくりのアキノキリンソウ

リンドウも裏年っぽいかな

それでも季節の花だね

当地で南望

オミナエシ

明石海峡大橋のさらなる彼方にこの光景が見えれば自然とそこに目がいくでしょ!?

飛行機雲

市ノ池分岐で見る高御位山

で、先週には北アルプスに行ってきたわけですが、いつもなら、たとえ北アルプスとはいえ、そのあと初めて足を向けた高御位山では、その都度
「これほどコスパに優れた山はない。」
と思うのですが、今回、今日はちょっと違っていて
「ん?」
って感じな自分がいました。

こんな感覚で高御位山を歩くのは初めての気がしましたが、これほどの素晴らしい眺望に恵まれたにもかかわらず、こんな風に感じたのは何をさておき先の山行がこの上なく良かったからに他ないでしょう。

とにかく大滝山へのハイクで目の当たりした光景は素晴らしいのひと言でした。

ダケカンバ、コメツガにはじまり、森を抜けると池塘やササ原。

再び森林限界を越えるととハイマツ帯となり大雲海に浮かぶ富士山や南北、アルプスの素晴らしい景観。

大滝山荘そばより大雲海の彼方に八ヶ岳連峰、富士山、南・中央アルプス

雲海に浮かぶ常念岳とダケカンバ
左、大天井岳 右遠景は鹿島槍ヶ岳、白馬方面

日帰りハイク基点の蝶ヶ岳ヒュッテに戻る際には眼前の常念岳が次第に大きくなり、最後に「お帰り」してくれるのは一歩ごとに見えてくる槍の穂先というのだから、これほどのお迎えがあるはずはなく、また贅沢はありません。

ここと同じく、なだらかな山容を持つ大滝山への蝶ヶ岳からの日帰りハイクは、もし蝶ヶ岳までのハイクアップを無視することができるなら、高御位界隈以上のこの上ないコスパ最強の山といえそうです。

大滝山三角点付近より見る槍・穂高連峰

画像で見ると手前に横たわる長塀尾が目障りともいえますが
実際は決してそうではなく、槍・穂高の素晴らしさのみが印象的です

その意味では今日の高御位山でも見たように、
眺望の良き日には、より遠くの景観に目を奪われるのが必然のことのようです

色々おしゃべりしすぎて帰路は快適時候の中も、やはり最短の市ノ池へと下りました。

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