安曇野の三股登山口から蝶ヶ岳ヒュッテ連泊して蝶ヶ岳、蝶槍と大滝山に行ってきました。
朝日に照らされる南岳~中岳~大喰岳~槍ヶ岳・大槍~北鎌尾根
モルゲンロートの穂高連峰
ハイマツの先の大滝山
右は雲上の木曽・御嶽、乗鞍岳
蝶ヶ岳・三角点付近で見る蝶ヶ岳と大滝山
彼方は富士山、南アルプス、最右は中央アルプス
夜明け前、ビーナスベルトと槍ヶ岳
徳沢の奥深くに位置する羽衣の滝(左下)
槍ヶ岳と蝶ヶ岳がちょうど重なる
長塀尾根のコメツガ シラビソの森
徳澤園からの明神岳、前穂高岳、北尾根は、他からにもまして屹立してみえる
開放的な徳澤園と長塀尾根
上高地・梓川に架かる河童橋と西穂高岳~奥穂高岳~吊尾根、岳沢
かつて上高地には、入下山口として毎年のように足を運んだものだ。
当時の横尾街道といえば明神まで下山して、ようやく登山者との挨拶を交わすのをためらうほどしか行き交う人はいなかったのに、今や徳澤にさえ観光客の外国人の姿がチラホラ見え、明神まで下ると、ここがどこかと考えさせられるほど多くの人で、さらにその8割方が外国人と思えるほどの人であふれている。
まるで盛夏のような感覚だったから、今が閉山を間近に控えた11月の初旬であることを考えると、あり得なかった光景が奥上高地にさえ、すでにあった。
明神ではもちろんのこと、到着した河童橋で目に飛び込んだのは聳えたつ穂高や清んだ流れの梓川よりも、河童橋のたもとを埋め尽くす、むしろ雑踏ともいえる人の多さだった。
そんな混雑する中、自身を迎えるためわざわざこの地に足を運んでくださったのは、ちょうど一年前、長塀尾根、蝶ヶ岳ヒュッテで出逢ったFさんである。
河童橋から帰路に着く多くの観光客に混じりバスターミナルへ向け歩き出すと、こちらへと向かってくる頭一つ出た感の一人の人。
その人こそ紛れもなくFさんで、感涙の言葉以外に表現のしようのないほどの感激をもって、再会を果たした。
遠征の場合、目的をもって出掛けることを常とする。
今回は思い出の地、上高地でFさんに逢うことを第一として、他にも蝶ヶ岳ヒュッテご主人の中村梢さん、大天荘・小屋番の榊さんに逢うことも目的としていたが、あいにくの悪天から一日目に予定していた大天井岳には足を運ぶことはできなくなってしまったが、一方の蝶ヶ岳には二泊することで彼女にも会うことができた想いに残る山行となった。
Fさんとはもっとゆっくりお会いできるかと思いきや、仕事柄なかなかそうも行かず、そんな中もわざわざ車を飛ばして上高地にまで来ていただいたことには感謝以外の言葉は見つからない。
会話は三股駐車場まで送ってもらう間の車中での短い間だったが、この上ない愉しい時間となり、再度の再会を期してその地をあとにした。
三股への車中、麓の安曇野から常念岳、横通岳、大天井岳稜線がきれいに見えた
河童橋のたもとに立つ、ひときわ目立つ赤シャツの私
記録は ヤマレコ で
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