2020年10月19日

17-18/10/20 黒部五郎岳へ

パタゴニア

岡山・Yくんと太郎平小屋泊で黒部五郎岳目指しました。

薬師岳とプレアデス星団 すばる
薬師岳稜線と満天の星空 プレアデス星団 すばる

17日、曇天のまま時間が過ぎるかと思いきや、夕刻、一瞬のスキをつかれて雲間に見えた真っ赤な夕陽ののち、一転、空は晴れ渡り漆黒の天空に浮かび上がる星空を満喫した

富山湾、能登半島沖の水平線近くに見える、おおぐま座・北斗七星や北極星

薬師岳とスバルをはじめとする大星雲

太郎兵衛平より東望
水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、丸山、双六岳と黒部五郎岳

星降る夜

18日、早朝、太郎山に上がり黎明の景色を愉しむ

夜明け待つ薬師岳と太郎平小屋
太郎山より

北ノ俣岳とオリオン座

鷲羽岳、三俣乗越、三俣蓮華岳、双六岳稜線と北ノ俣岳

ホットな一日になりそうな予感、薬師岳

朝焼け雲と鍬崎山

朝焼け雲と水晶岳

一度、小屋に戻り朝食ののち行動開始

雲海とモルゲンロートの白山

池塘と薬師岳・南東稜

飛越新道分岐付近より薬師岳と大きな南東稜

北ノ俣岳稜線に上がると、そこは北アルプスの展望テラス

眼前に素晴らしい展望が広がり、以降は刻々と変わる黒部源流域の大展望を得ながらのハイクが続く

赤木平と三俣蓮華岳~双六岳稜線の奥に槍、穂高連峰

北ノ俣岳より名峰オールスターズ

更に南へ笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽三兄弟

水晶岳、祖父岳、ワリモ岳、鷲羽岳と雲ノ平

赤木岳山頂の小さな祠と白山連峰遠望

赤牛岳、鹿島槍ヶ岳と赤木沢

薬師岳と赤木平

黒部五郎岳(帰路写す)

黒部五郎岳とうろこ雲

赤木平、雲ノ平と黒部源流の山々

残雪の時期よりも色どり彩かなこの季節の方が、より素晴らしく感じられた

メルヘンの丘・太郎兵衛平に建つ太郎平小屋

ご覧のとおり、黒部五郎岳山頂の画像はありません

撮り忘れることなどありえないので、、、察しのとおり今回もその山頂に立つことはできませんでした

敗退の要因

其の一、
標高2,000メートルを超えたあたりからあらわれた積雪

稜線の多いところでは膝下あたりまであり、雪に対して万全の対策をしていたわけでなかったので、ある意味、準備不足

其の二、
其の一に関連して、元来、晴天(積雪がなければ)なら、早朝4時に出発して、山頂往復の予定だったが、積雪、凍結によるスリップ、踏み抜き等、この時期ならではの危険を鑑みると日の出前の行動は適切でなく、行動開始時間を遅らせざるを得ず、結果、その日の明るいうちに下山しようとする行動予定では時間が足りなくなってしまった

雪に降られて山頂まであとわずかなところ(ウマ沢源頭鞍部付近)で撤退させられた黒部五郎岳だが、決して良くない山行だったなんて考えてもいない

月のない夜空を山上で見上げたのは、いつ以来だろう

月があるのと、ないのとでは大違い

満天の空に流れる天の川やスバルもはっきり見える見事な天体ショーだった

日中も積雪のお陰で、あんなに素晴らしい景色に出逢うことができた

出逢いと言えば、イラストレーターでもある、やまとけいこ(大和景子)さんにも4年半ぶりに逢った、というより逢いに行って見事に再会できた

一期一会やね~

かなりコアなところでは、トレイルランナー垂涎(?)の
HUNGER KNOCK x TARO コラボの限定キャップもゲットできたし

四季折々、様々な顔を見せてくれる黒部源流域

黒部五郎岳に拘るばかり、また足を向けなければならない機会を与えてもらったとして、今後の楽しみとしておこう

五光岩付近の池塘に冠雪した薬師岳が映っていた

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