三鈷峰、ユートピア避難小屋とお花畑
一向ヶ平(いっこうがなる)野営場
初っ端の大山滝へのルートはかつての沢沿いルートとは変更になり、野営場から山腹を進んだ後、吊り橋手前の劇下りを経て加勢蛇川岸に出ることになります。
大山滝のみ往復の場合、復路でのこの部分の登りはかなりきつそうです。
一向ヶ平はイイところなんですが、大山寺を表側とみるとココはまったくの裏側。
アクセスが良くなく、近くに見どころがないのが敬遠されがちな所以かな・・・。
日本の滝百選、大山滝
かつての姿
大休峠直前の水場、水量は少ないながら今も健在
経年を感じさせない大休峠避難小屋
一向ヶ平側より写す
野田ヶ山を超えて天狗ヶ峰、象ヶ鼻、ユートピア稜線、三鈷峰と
東谷手前に親指ピーク付近をみる
大山の谷はどこも崩落が激しく痛々しいばかり。
積雪期は雪をまとって美しい姿を見せてくれるものの、それ故、無雪期を迎える度、崩落を繰り返す。
同、勝田ヶ山、甲ヶ山、矢筈ヶ山、大休峠を振り返る
ヤマハハコ、ダイセンオトギリと親指ピーク
振子山側より
象ヶ鼻東斜面のお花畑と烏ヶ山、下方は振子沢、地獄谷方面
この付近、ナンゴククガイソウは見かけない
避難小屋付近のお花畑と象ヶ鼻
ナンゴククガイソウと北壁
ユートピア避難小屋と象ヶ鼻
ナンゴククガイソウはこの左斜面に大群落
コオニユリ、シモツケソウ、オオバギボウシと北壁
たくさんの花の中にあってオレンヂ色が印象的なコオニユリ
ユートピアのお花畑は終わりが近い状況でしたが、それでも見るには十分値するものでした。
一般的に大神山神社、宝珠尾根からのルートの登山者が多い中、花だけに限って言うと実は象ヶ鼻の東斜面のほうが面積的には広い範囲で様々なお花を見ることができるのを知っている人は意外と少ないようです。
象ヶ鼻から振子山分岐にある鉄柱までか、さらにその下方、振子沢へのか細いルートに入り込んだ辺りまでが見事です。
確かにここまで足を向けてしまうと、わずかながらその後、稜線まで登り返さなければならなかったり、画像に収めようとしたとき稜線上では見える北壁だったり避難小屋だったり、あるいは三鈷峰だったりといった良い借景はないかもしれませんが、ここはお花畑の真ん中を突っ切るように登山道があるので目にする花の多さ、近さは間違いなくこちらのほうが一枚上だと思います。
この付近からでも三鈷峰や、やや遠くなりますが烏ヶ山を背景とすれば画像として、それなりに満足できるものを撮ることはできます。
良いモデルがいれば、もちろんこれらに限ったものではありません。
砂滑りより見る元谷上部や別山、夏道方面
土砂の堆積した末端の、この付近が最も注意が必要
北壁、大屏風岩~別山
下山は15時を過ぎてましたが、まだ開いていたので『土佐屋』でざるそば。
土佐屋のざるそば
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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