2017年8月11日

11/08/17 過去最高の水量

パタゴニア

天気予報はあまりよくありませんでしたが、折角の『山の日』なので、いつもの雪彦山、大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝周回です。


しずく

大天井岳に着くまでや、着いてからもしばらくは蒸し暑さこの上なしでしたが、時間の経過とともにやや乾いた風が吹き始め、同時に天気も回復傾向となったので、地蔵岳に上がった後、沢ルートで登山口まで戻りました。


登山口から見えなかった岩峰が展望岩まで上がると何とか見えるようになった


先の台風の風の影響でブルーシート破損


地蔵岳


東稜をのぞき込む二人


地蔵沢源頭部から、かなりの水


もちろん本流の虹ヶ滝出合いでも


ジャンプ一発、ここでは足を濡らさず渡ったが・・・


彼女はここで片足浸水


もちろん虹ヶ滝もこれまでに見たことのない水量


轟音とともに流れ落ち、大迫力


ここでも木切れをストック代わりに、かろうじて足を濡らさず渡渉


最後の渡渉地点で、あえなくギブアップ、三人とも両足浸水
少し上流の赤矢印の個所が普段のルート

今日の特筆はこれまでにない水量の下、雪彦川でなかなかアドベンチャラスな経験ができたこと。

山頂で出会っていた大阪からの若いカップルを引きずり込んだ形となりましたが、そこは若さでカバーしてくれ、沢登りならぬ沢下りめいた下山を三人で楽しむことができました。



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2017年8月6日

06/08/17 ユートピアのお花畑

パタゴニア

伯耆大山・ユートピアのお花を見に一向ヶ平から大休峠、振子山経由して象ヶ鼻へ上がり、元谷、大山寺へと下るルートでYくんと二人行ってきました。


三鈷峰、ユートピア避難小屋とお花畑


一向ヶ平(いっこうがなる)野営場

初っ端の大山滝へのルートはかつての沢沿いルートとは変更になり、野営場から山腹を進んだ後、吊り橋手前の劇下りを経て加勢蛇川岸に出ることになります。

大山滝のみ往復の場合、復路でのこの部分の登りはかなりきつそうです。

一向ヶ平はイイところなんですが、大山寺を表側とみるとココはまったくの裏側。

アクセスが良くなく、近くに見どころがないのが敬遠されがちな所以かな・・・。


日本の滝百選、大山滝


かつての姿


大休峠直前の水場、水量は少ないながら今も健在


経年を感じさせない大休峠避難小屋
一向ヶ平側より写す


野田ヶ山を超えて天狗ヶ峰、象ヶ鼻、ユートピア稜線、三鈷峰と
東谷手前に親指ピーク付近をみる

大山の谷はどこも崩落が激しく痛々しいばかり。

積雪期は雪をまとって美しい姿を見せてくれるものの、それ故、無雪期を迎える度、崩落を繰り返す。


同、勝田ヶ山、甲ヶ山、矢筈ヶ山、大休峠を振り返る


ヤマハハコ、ダイセンオトギリと親指ピーク
振子山側より


象ヶ鼻東斜面のお花畑と烏ヶ山、下方は振子沢、地獄谷方面
この付近、ナンゴククガイソウは見かけない


避難小屋付近のお花畑と象ヶ鼻


ナンゴククガイソウと北壁


ユートピア避難小屋と象ヶ鼻
ナンゴククガイソウはこの左斜面に大群落


コオニユリ、シモツケソウ、オオバギボウシと北壁


たくさんの花の中にあってオレンヂ色が印象的なコオニユリ

ユートピアのお花畑は終わりが近い状況でしたが、それでも見るには十分値するものでした。

一般的に大神山神社、宝珠尾根からのルートの登山者が多い中、花だけに限って言うと実は象ヶ鼻の東斜面のほうが面積的には広い範囲で様々なお花を見ることができるのを知っている人は意外と少ないようです。

象ヶ鼻から振子山分岐にある鉄柱までか、さらにその下方、振子沢へのか細いルートに入り込んだ辺りまでが見事です。

確かにここまで足を向けてしまうと、わずかながらその後、稜線まで登り返さなければならなかったり、画像に収めようとしたとき稜線上では見える北壁だったり避難小屋だったり、あるいは三鈷峰だったりといった良い借景はないかもしれませんが、ここはお花畑の真ん中を突っ切るように登山道があるので目にする花の多さ、近さは間違いなくこちらのほうが一枚上だと思います。

この付近からでも三鈷峰や、やや遠くなりますが烏ヶ山を背景とすれば画像として、それなりに満足できるものを撮ることはできます。

良いモデルがいれば、もちろんこれらに限ったものではありません。


砂滑りより見る元谷上部や別山、夏道方面


土砂の堆積した末端の、この付近が最も注意が必要


北壁、大屏風岩~別山

下山は15時を過ぎてましたが、まだ開いていたので『土佐屋』でざるそば。


土佐屋のざるそば



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2017年7月30日

30/07/17 スイカの日

パタゴニア

雪彦山、出雲岩~大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝周回しました。


JAはくい、能登すいか

今日は雪彦山における年中行事の一つ、盛夏名物スイカの日でした。

が、、、朝から天気が思わしくなく、登山客の少ないこと。

雨は降りませんでしたがガスが晴れず、普段ならお昼を過ぎてからでもチラホラと登ってくる人がいるのですが、これではそんな人もいません。

なので売れが悪い(減らない)。

折角重い目をして山頂まで担ぎ上げた植田さんのことを思うと、ちょっと残念ですが、こんな年もあるということで二切れいただいて消費に貢献しました。

今年のスイカは能登産でした。(過日の一回目は大栄産)

なかなか珍しく、これまでに食べたことがありませんでしたが、やや小振りながら中身はしっかり締まっていて、ちょっと言い方はおかしいですが歯ごたえがありました。

信州・松本産や鳥取・大栄産に比べると水っぽさは少し足りない気がしましたが、後の食べた感はこの歯ごたえ感から来るのか満足感があって、もちろん身体もよく冷やされました。


展望岩でこれだけ展望がないのは珍しい


ラムネ


雲間の地蔵岳


やや小振りながら色、味ともに良し


人生初体験、ロシア人と遭遇、会話も
宝塚から来たという新明和工業の研究員 右は植田さん


地蔵岳の登山者


地蔵岳


虹ヶ滝出合い付近に野イチゴがたくさんなっていた


出合いにて上流の渓流を見る

また来年ですかね・・・。



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2017年7月29日

29/07/17 赤い色の石

パタゴニア

以前からずっと気になっていた高御位山稜線の所々で見かける赤い石を持ち帰りました。


持ち帰った赤い石(長辺約5センチメートル)
(普段は山中から何ひとつ持ち帰ることはありません)

気になっていたこととは、ここで見かける赤い石(岩)と日本アルプスの一つ、南アルプス・赤石山脈の語源の赤石岳や聖岳周辺で見かける赤い石(岩)の成り立ちが同じではないかという疑問です。

要は、これも赤色チャートではないだろうかということです。

本家の赤石山脈の規模には到底及びませんが、高御位山山塊の稜線部でも同じような色をした岩を見る箇所がいくつかあります。

標高は高々300メートルほどで海にも近く、その可能性が高いのではとかねがね考えていました。

そんな稜線部から持ち降りた小さな赤い石を帰路、麓の植物園に持ち込みました。

この植物園は高砂市の公営のはずなので、ここを定期的に訪れる植物に詳しい研究員(?)の知り合いに、きっと岩石に詳しい人がいて、上手くいけばそれらしき人から返事をもらえるのではないかと考えたわけです。

登山口は鹿島神社駐車場で、馬の背から山頂往復の予定でしたので、復路に馬の背のちょうど『背』あたりから市ノ池公園への路を下って駐車場へ戻りました。

さて、ここの赤い石、どこからきたのでしょう。

もし、赤石山脈と同じならこの界隈を播磨アルプスと名乗るのに、さらにもう一つどころか、これぞアルプスを名乗るにふさわしい理由付けとなるのではないでしょうか。

結果が出るまでに時間はかなり掛かりそうですが、どんな返事が返ってくるか今から興味深いです。


鷹ノ巣山のトレラン風の女性



夏の定番、麦わら帽子風タイ国製帽子とラムネ


立派なキキョウと高御位山


馬の背コースを見下ろす
右、鹿嶋神社と門前、左、市ノ池公園


市ノ池を示すルート案内


公園奥のゲート


赤紅色が鮮やかなサルスベリ(百日紅)



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