馬の背から高御位山に上がりました。
御旅山で見下ろす市川河口、パナソニック工場や妻鹿(めが)、阿成(あなせ)地区
表題のとおり、これまでこうだと思っていたことが間違っていましたので、ここに訂正します。
違っていたことは高御位山界隈から見えるであろう県北の氷ノ山のこと。
馬の背から稜線に上がり鷹ノ巣山まで足を向けると、これまでは見えなかった西から北にかけての展望が開ける。
西には姫路城をはじめとした姫路市街地が広がり、その先に書寫山や眺望に恵まれれば、さらにその奥には那岐連山、右に目をやると駒ノ尾山、後山の稜線も目視できる。
雑木を覗き込むように北を見ると播但国境の段ヶ峰あたりまで見えるだろうか。
鷹ノ巣山からはずらりと山々が見えるのだが・・・
北部の山はこの時期、どれも山頂部は雪を被っている白さから標高の高い山だと分かりやすく、さほど眺望の優れていない今日でも、何とか確認できる。
そこで、これまでてっきり、ここが氷ノ山だと思っていた稜線が見えてはいたのだが、そこは全く白くなっていないことに気付かされた。
間違えやすいと書いたことのある千町ヶ峰さえ、少しは白い。
これは他の状況から考えて、あり得ない。
高御位山山頂から再度、その方角を見ても、そこは見えても、当然ながら白くはない。
間違った山座同定の画
ここは氷ノ山ではありませんでした
大きな顔をして『あれが氷ノ山。』とか言ってきたのに、どう見ても間違っている。
ならばと、午後からその確認をするため姫路市南東部の御旅山に足を運んでみた。
確かに見えた。
午後から少し眺望が悪くなったせいか那岐山に関しては、かすかに薄く、後山稜線もかろうじて程度の視認だった中にあって、氷ノ山(三ノ丸付近)は薄いながらそれらよりも濃く大きい白い色の姿で横たわるのが見えた。
ということは、これまで鷹ノ巣山や高御位山から見ていたのは氷ノ山でないということになってしまった。
これまでの画像を再確認してみても、誤認していた山稜以外に氷ノ山らしき山影は見当たらない。
これらから考えると、そもそも高御位山稜線からは氷ノ山を見ることはできないのだろう。
おそらくそうだと思うが、よく分からないところもあるので、今日のところは以前の記述が間違っていたことにとどめ、実際に見えるかどうかも含め氷ノ山としていた山が実はどの山なのは今後の課題にしておきます。
馬の背を上がった定点で
鷹ノ巣山で南西望すると播磨灘の少し上層になびく
カーキ色の層が見られた
風はなく穏やかで歩くと暑い
真っ青な空
この画の中に写っているとばかり思っていた氷ノ山は
実は写っていなかった
鷹ノ巣山を見上げる
下山は、最近ちょくちょく話をする加古川・Oくんとともに鷹ノ巣山の尾根を下りました。
鷹ノ巣の尾根、突起岩で高御位山を見る
場所を変え御旅山で見る高御位山
御旅山で見る姫路城や姫路市街地
市街地のはるか遠くに白い稜線が確認できる
左、書寫山 中央、ホテル日航・姫路
姫路市中心部、姫路城と稜線、左端に明神山 右へ雪彦山、鉾立山稜線
さらに場所を変えてお隣の甲山。
わずかに標高の低い甲山からでは白い部分は見えない
黒田官兵衛ゆかりの甲山、磐座跡(いわくらあと)
我が街、飾磨
下山路で見る御旅山
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