2020年4月5日

05/04/20 高御位山・松の木谷池

パタゴニア

転勤で岡山勤務となったYくんが遠路来るというので、久しぶりに縦走路を北へ離れ松の木谷池を経由して山頂へと向かってみた。


桶居山分岐付近より高御位山

スタートは鹿嶋神社。

百間岩の登りは冷たい風が吹き、歩きはじめのこともあり手先が冷たい。

昨日の雪彦山は眺望に優れなかったが、一日明けた今日は空気が澄んで素晴らしい見晴らしで、日が照れば暖かいので問題ない。

駐車場で多くの車を見た通り多くの人が歩いているのが見える。

桶居山分岐で誰やら声を掛けてくれる人がいると思ったら、ほぼ一年ぶりに会うYさんの奥さん。

いつもご一緒だったご主人の姿が今日はないと思ったら、何と昨秋に東京勤務になって、もっぱら隅田川のリバーウォーク程度しかできない立場になってしまったとか。

音信不通の原因が分かったのは良かったのですが、ここ最近はコロナ禍の影響で不自由な生活を強いられているそうな。

ご主人はご主人で勝手に羽を伸ばしているかもしれず、とりあえず相変わらず元気そうな奥さんに会えたからイイか。

今度は二人一緒の時に会いたいですね。


鹿嶋神社


鷹ノ巣山と高御位山


主稜線から外れてみると鷹ノ巣山は見事な三角錐をみせる
左に延びるのが主稜線、右が桶居山への尾根

で、我々はこの後、縦走路を外れ北に位置する松の木谷池へと下って行くことにした。

入り口となる分岐は、最近は特に踏み跡が薄くなった感が強くて、先のルートがどうなっているか不安だったが、入ってみるとややワイルド感はあるものの、それ以上に「これが高御位の一部?」と思わせる静かなルートが続く。

かなり久しぶりなこと(約9年ぶり)も手伝って、初めてのルートではないかと感じさせるほど新鮮さを感じながら歩くことができた。


尾根上を進むと下方に枯れた松の木谷池上流部が見えてきた


改修されて奇麗になっていた堰堤部
左(南)から合流する小さな谷(画像、左下)も土砂で埋められていた

最後の急坂をロープを頼りに降り立った松の木谷池は、その間に堰堤が改修されきれいになっていたが、対岸の右岸側にある登山ルートはすっかり藪っぽくなってしまって、少し歩きにくい。


右岸の登山路を進むも、少し藪っぽい

成井との峠に上がると右折して再度の稜線を目指して尾根を上がる。

こちらのルートは成井からの人の往来がそこそこあるからか道は細いながら鮮明。


峠で右折して急坂を上がると高御位らしい岩が出てくる
右のふたコブが主稜線方面

コブを二つほど越えると稜線に出て縦走路に復帰。


主稜線合流地より西望

高速道路のような広々としたきれいな道を少しばかり歩くと賑わいの山頂に到着。

外れたルートでは誰に会うこともなかったが、山頂付近はこれまでにないほどの多くの人で一杯だ。

特に目立ったのが小学校高学年から中学生風の子供たち。

確かに自宅待機が長引けば大人に限らず子供はさらに気分が疲弊してしまうよね。

兎にも角にも一日も早く、今の状態が終わることを願います。


何度見ても澄んだ空の下のこの景色は素晴らしい


播磨灘に浮かぶ家島諸島と小豆島


明石海峡大橋と遥かに金剛山地


馬の背コースのツツジと鹿嶋公園のサクラ



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