虹ヶ滝
そもそも、一年の中でも4月の中頃と今の時季とが、ここの滝に架かる虹が最もきれいに見える時期だと勝手に思っています。
家を出る頃は、今日は天候を含め絶好のコンディションだと思っていたのですが、いざ登山口に向け車を走らせると上空は次第に雲が多くなりだし、お昼からは少し天気が悪くなるという予報を前倒したかのような感じになってきました。
もちろん準備万端で出向いてきたわけですが、登山口に着いても空模様は似たようなもので、せっかくの三脚は車に残したまま予定通りの沢沿いの道を進むことにします。
滝に着いても、これではもちろん虹は見えません。
梢越しに見上げる空も、この時はこれまでと同じく雲に覆われているようでした。
どれほどここに居たでしょうか。20分くらいでしょうか。
やがて陽が射し出したではありませんか。
水量が少ないとあまり立派な虹は架かりませんが、先日の降雨のおかげで水量は豊富なので見事な虹が架かってくれました。
陽射しがあると途端に滝全体が明るくなり速いシャッターが切れるので三脚がなくても大丈夫、日が照らずに暗い感じの時とは大違いです。
同じように陽が射しても、これ以上遅い時間になれば地形的に滝に陽が当たらなくなり虹が架かることはありません。
これまでにはタイミングの悪い時もありましたが、今日はちょうどいいタイミングでお日様が照ってくれました。
クワガタムシ
二重になって架かっています
これでも弧は大きいんです
これが虹ヶ滝
地蔵岳で見上げる空はすっかり秋
大天井岳より七種山方面をみる
七種山と高御位山方面遠望
ちょっと遅い食事中の家族連れ
大天井岳より見下ろす地蔵岳
展望岩より見上げると岩峰群の上空に秋の雲があった

HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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