麓の千種町河内より望む
三室山を訪れるのは、この時期であることが多い。
そのほとんどが新緑を期待してのことだが、これまでなら同じ思いの人がそれなりにいて、そこそこの人に出会っていたものだが、今日はそれなりの上天気にもかかわらず登山口の駐車車両はわずかに3台。
山中で出会ったのは3人だけという、寂しいばかりの三室山だった。
熊の岩から見下ろすと新緑に彩られた山肌と千種川に沿った集落が見渡せる
中ショウダイから上ショウダイにかけての新緑は素晴らしい
上は竹呂山
後山~舟木山~駒の尾山
殺風景な山頂
かつてとなら、ずいぶんイメージが変わってしまった
北望した際の展望の変わりなさが、せめてもの救い
東望すれば藤無山、一山、東山や暁晴山、雪彦山稜線、明神山と
彼方に高御位山稜線も見ることができた
山中でみた唯一の白い花
早くも天気は下り坂?
那岐山は見えたものの大山までは見えず
千種川源流碑付近のせせらぎ
以前にも感じたとおり、山中の森林後退は著しい。
特にネマガリタケ。
ロックガーデンを過ぎ灌木帯になると同時に現れるそれは、かつては、その中に分け入ることなど至難の技で、到底考えられなく、登山路脇でさえスズコも手軽に採れていたように思うが、今や見る影はなく、どこでも入り放題。
ネマガリタケがないからスズコのスの字も見当たらない。
山頂から北望しても、かつては青々としていた笹原の斜面が今や薄茶色で見るに堪えない。
山頂西斜面も同様。
くらますの山頂付近が唯一、やや青みがかっていたようには見えたが・・・。
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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