2014年8月31日

31/08/14 秋の花

パタゴニア

この花を見かけるようになると秋ですね。


キキョウ

長尾から高御位山往復しました。

先月中頃に上がって以来でしたが、ずいぶん涼しくなったとはいえ、歩けばまだまだ暑いです。

鉄塔から上部の登山路脇にはきれいな花を咲かせたものや、袋状のつぼみのキキョウが見かけられました。

キキョウは、ほぼここでしか見ませんが、花弁が大きくて立派なのが特徴です。

一方で同じ秋の花のハギはほとんど見かけません。

今年はハズレ年なのでしょうかね。


山頂より淡路島方面


同、印南野方面

昨日、雪彦山から見た眺望の良さを今日も期待しましたが、残念ながら昨日ほどは見通しは良くなく、大展望とは行きませんでした。


キキョウと地徳山方面

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2014年8月30日

30/08/14 虹ヶ滝

パタゴニア

のちに見たピークからの展望もいつになく優れていたが、今日のハイライトは何と言っても、それまでに見た、この虹だった。


下方にながら大きな虹を架ける虹ヶ滝


出合下の滝

ここでも水量は豊富だった。

そのお陰もあって、このあと虹ヶ滝のテラスで目の当たりした見事な光景は天女がこの地に舞い降りたかと思うほどで、ハッと息をのむほど美しかった。


虹ヶ滝

虹は太陽の位置の関係で滝壺付近の、いわば下方にしか架からないものの、それゆえ大きな虹となって目の前に出現していたから、なおさらだった。


地蔵岳のピークより南望すると
七種山塊の右手彼方に高御位山方面が見渡せた

地蔵岳や大天井岳からの見晴らしも素晴らしく、六甲連山、明石大橋や瀬戸内の島も久しぶりに見晴るかせた。


右上に小豆島 左は家島

わずかに3人ながら常連さんとともに談笑しながら喰う山メシは、質素でも美味い。

4人で同行し、のんびり表登山道を下った。

今年は天候不順で、ここでも夏がないまま秋になってしまったような山の風情だった。

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2014年8月23日

23/08/14 にわか雨

パタゴニア

4週間ぶりで雪彦山に行ってきました。


覗き岩の展望台で

今年の夏は、まったくらしくありません。

入山するまででも見上げた空は今にも降りだしそうな様子で、「降れば途中でも下山しよう。」くらいの気持ちで歩きはじめましたが、幸い、そう大した雨に降られることなく下山できて何よりでした。

そんな天候のせいか駐車場に停まっている車は数台程度とかなり少なく、それどころか今日は久しぶりに常連さんに会えると思って来たのに、一台もそれらしき車が見当たりません。


着いたとき大天井岳は無人だった


地蔵岳のピークにも人影なし


虹ヶ滝は勢いよく流れていた


虹ヶ滝


地蔵沢も流れが出ていた

結局、下山するまで常連さんとは誰にも会わなかったので、変な想像をしなくもないまま帰宅となりました。

そんな中、登山路で一ヶ所気になった個所があったので書いておきます。

ほぼ下山した地点ともいえる、雪彦川の出合を過ぎて沢沿いの道を砂防ダム堰堤に向け下って行く際に出くわす、水無しの小さな沢でのこと。

いつも最後の難所として注意を払いながら慎重に歩く場所なのだが、どうもこれまでとなら様子が違っていた。

見ると、ちょうど両腕で抱えられるほどの岩がごろりと下方に崩れている。


崩落した登山路の岩
どう見ても新しそうな痕跡

何時こうなったのか判然としないが、新しいに違いない。

その場に遭遇した人は大丈夫だっただろうか。

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地図中、右の三つの内の真中地点がそこ
右下が登山口、右上は出合と、左は覗き岩の展望台

とりあえず落ちた岩は安定しているように見えたが、こんなところにも危険は潜んでいた。

今年、虹ヶ滝で岩の崩落に直面した自身としては、この岩の存在がひどく気になったまま下山した山行だった。

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2014年8月16日

13-15/08/14 南アルプス・上河内岳

パタゴニア

南アルプス南部に位置する上河内岳に行ってきました。


展望皆無、絶景のはずの上河内岳

南アルプス南部の聖岳~赤石岳~荒川三山・悪沢岳を、畑薙大橋から入山して椹島までぐるり回ろうと計画しましたが、二日目朝にはいきなり雨。

その後、数日間も曇り、もしくは雨予報で、好天は見込めないとみて、あえなく聖平から撤退しました。

思ったピークには立てず景色だって何一つ見れなかった。

目的のひとつだった百間洞のとんかつも食べられなかった。

立ったピークらしいピークは上河内岳だけという、かなり消化不良の山行となったが、そんな中にもこんな時こその人との出会いがあった。

初日はバスで隣に乗り合わせた茶髪、いやいや昨今ではほとんど見なくなった金髪か、あるいはオレンジ髪の高槻のお兄ちゃんと一緒に歩いた。

なかなかきつい登りだったけど、今回は来れなかった(あ)。と一緒に歩いている感覚で楽しかった。


光岳から鳳凰三山まで大縦走するという高槻の木村くん
こんな風貌の若者ほどタダ者ではない

聖平では終日の雨で、テント泊の人たちが用具や衣服がびしょ濡れなこともあって素泊まり用の避難小屋は大賑わい。

近くの床の人同士で話が合い、明日なら静岡駅まで送ってもらえるとの話しがまとまり、翌日は談笑しながら一緒の下山となった。

苫小牧、倉敷の鈴木さん親娘、安孫子の田宮くん、浜松のナンバさん。


田宮くんと鈴木さん親娘(なんと、中2生)


足早に下ってゆくナンバさん

みんな山が好きな人ばかりだった。

同じアルプスでも北アルプスでは味わえない一期一会だった。


横窪沢小屋、木村勝利さん

横窪沢小屋の管理人さんもよかったな~。

PS:
上河内岳のピークへの基部といえる稜線上の分岐に着いた時の感覚は何だったんだろう。

ここに足を運ぶのは初めてなのに、これまでに出向いたどこかの光景にそっくりで、あたかもその場所を再訪したかのような感覚に陥った。

辺りがガスに包まれ展望がないことがそう思わせたのかも知れないが、それにしても何だか不思議な感覚だった。

しかしながら、未だその場所がどこだったのか特定できていないし、本当にそんな場所を訪れていたのかどうかさえはっきりせず、ややモヤモヤしている・・・。

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