
市ノ池公園から稜線に上がり山頂でしばらく過ごしたあと、馬の背から公園へ下りました。
山頂西の長尾分岐近くに、こんな標識が立っていた。
(下画像クリックで別ウィンドウ拡大表示)
標識自体は高御位山界隈のあちこちで見かける、ここ最近新調されたものと同じ様式のもののようで、それらと同様この基部もコンクリートで固められ、かなりしっかりと固定されている一見すれば特段どうってこともないように見えたのだが、ちょっと考えてみると、これって、どう・・・?

どこの山頂にもよくある、簡易的な小さな表札程度のものに山岳会名や日付けを記し木の枝に掛ける程度ならいざ知らず、いかにも地元の山岳会か何かの主導でここまで大掛かりのものを表示するのは、いかがなものだろう。
小さなものでは気に入らなかったのか、それとも、そんなものではその人に対して失礼だと考えたのか。
いずれにせよ、思い切ってずいぶん立派なものを立てたものだ。
色々御苦労はあっただろうが、著名な人を連れて来たからといって決してその人たちの勝手が通るはずはない。
地元の山に誇りを持つことは大いに結構だが、そこは決してある特定の人たちの意思で占有するものではなく、訪れた人それぞれが、それぞれの想いを持って共有すべきと思う。
公共とも思える場所にあれは似つかわしくない。

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