2009年5月16日

16/05/09 高御位山再訪

長尾から山頂に上がり小高御位山経由で成井へ下りたあと、再度山頂に上がり長尾へと下りました。

長尾からいつものコースで山に入って行くと間もなくウグイスのさえずりが聞こえてきた。

先に剱岳の際、剱沢の長次郎出合でもウグイスが鳴いていたことを思い出した。
同行のSさんと
「こんなところにもウグイスがいるんだね。」

このとき、半信半疑に聞いたこの鳴き声は、耳をこらせて聞くこともなく紛れもなくウグイスのものだった。

どんな経緯であのウグイスが標高2,000メートルを超えるあの場所にいたのかはよく分からない。しかし、今聞こえてきた鳴き声はあのときと同じ。

ここ、高御位山のウグイスははたして井の中の蛙(かわず)なのか、そうでないのか。

彼らに「そこに行ってみれば」と云う術はないし、また云ってみたところで伝わるはずもないし・・・。

人はあらゆるところに足を運べ、そこで見聞したことにそれぞれの感情をもって正対できる動物なのだ。

そして、それを持って進化していけるのが人であることを、つくづく知らされるのである。

小高御位山から見る高御位山







山頂の親子連れ

高御位山, 山歩き、登山,

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