(ひ)と播磨富士、笠形山に上がった。
ルートはもっとも一般的なルートの市川町、笠形神社からの往復。
登山開始時刻が14時になってしまっていたことや、(ひ)が同行していたこともあり、最短時間で山頂まで行ってこれるこのルートにした。
笠形神社、笠の丸を経由して山頂までは2時間弱。特に危険な箇所もなく難なく来れる。
笠形神社までに下山する何人かの人と出会ったものの、以降は誰に会うこともなく、近郊の山では記憶をたどってもほとんど記憶にない、誰もいない山頂に着いた。
山頂からはぐるりと360度見渡せ、北へ延びる稜線の向こうに千ヶ峰が近い。眼下には越知谷の集落がすぐそこに見えている。
あいにく北東から南にかけてモヤがかかり眺望は利かないのが残念。ならば、北西に見えるはずの氷ノ山を探してみる。
こちらの方角にモヤはなく展望が利き、三ノ丸や氷ノ山が播州高原の向こうにわずかに白い頭を覗かせているのが見えた。
西には三室山や後山などの岡山との県境をなす山々もはるかに見える。
先日上がった明神山は南西方向、七種山の向こうに次第にかたむく太陽に照らされ、ほんのりと浮かび上がっていた。
しばらく展望を楽しみ、お茶を沸かしたら準備してきた洋菓子でティー・ブレイク。
その後、陽が低くなるのを追うように下山。
笠形神社手前で見た杉木立ち越しの夕焼けは、これまでに見たこののないほど真っ赤で印象的だった。
山中ではこの夕日にしか出会わなかった、とても静かな笠形山だった。
17時30分下山。
七種山と明神山夕焼け
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