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鳥取県若桜町、諸鹿七滝にカミさんと出向いた。
去る5月11日、大阪MBSテレビ・ちちんぷいぷいの山登り中継で中継されているのを見て、
「ここなら当分山から遠ざかっているカミさんでも歩ける。」
と思い、日々運動不足に悩み気味の彼女を誘ってみた。
この滝はかつてふるさとの森から扇ノ山へ登った帰路に立ち寄ったことはあるが、パソコンのデータを調べてみても、あろうことか画像が一枚もない。
このときのリベンジも込め、写真道具についてはほぼフル装備で出掛ける。
広留野高原の駐車場に駐車したら沢筋に向け急な坂道を下って行く。
辺りにはブナやトチの巨木が立ち並ぶ気持ちの良い道だ。
中継以降大勢の人が来たせいか、以前に比べるとずいぶん道がはっきりしているような気がするので、久しぶりの山歩きの者と一緒のこちらにすればありがたい。
次第に沢音が大きくなると正面に大鹿滝が姿を現せる。
何といってもこの滝の素晴らしいところは、自身はここ以外には見たことのない裏見の滝であることだ。
滝の規模こそ、そう大きなものではないが、裏見の滝であるため中空を糸を引くように流れ落ちる水流が見事だ。
しばらく滝と対峙したら少し下流の流れが合流する地点にある出合いの滝と、大鹿滝とは別の谷の上流に位置する雲龍の滝へ向かう。
出合いの滝は登山路からは沢筋まで降りることができず、その全容を見ることはできなかったが、もうしばらく歩を進め、さらに奥に位置する雲龍の滝まで歩くと、その滝は大鹿滝にも勝るとも劣らない立派な姿を見せてくれた。
ここはMBSの放送エリア外地域だからか、放送からまだそう時間がたっていないにもかかわらず、わずか3人にしか出会わない静かな滝めぐりだった。
上2枚、大鹿滝、下、雲龍の滝
秋の諸鹿渓谷はこちら
雨季の諸鹿渓谷はこちら
2007年6月2日
山歩き、登山,
滝めぐり,
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