2012年10月8日

07-8/10/12 加賀白山

パタゴニア
加賀白山に行ってきました。

一日目の雨模様から一転。二日目はこの上ない好天に恵まれました。


室堂より御前峰をみる

紅葉は、もちろん素晴らしかったのですが、ここでは展望歩道からの風景について。

南竜ヶ馬場から室堂へと導かれる「展望歩道」ルートは、こんな日のために命名されたに違いないと感じさせる大展望を得ながらのルートでした。

日の出の時刻(5時50分頃)から逆算して、4時30分に南竜ヶ馬場のテント場を出発しました。

かなりの冷え込みで木道には霜が降りていますので足元に気を付けなければなりません。

緩やかに登ると登山道となります。

柳谷標識(流水あり)を過ぎると、やや急登となるものの稜線が近づくのを感じられるので苦にはなりません。

ここまで、ヘッドランプ頼りのほとんど真っ暗闇の中の歩行でしたが、稜線に出ると、明るくなりかけた東側に天と地を分ける稜線がくっきりと見えています。

天気はバッチリです。

間もなくアルプス展望台がありましたが、日の出まで時間的にまだ余裕があるので、明るくなる様子を見ながら先へと進みます。

稜線上をしばらく歩くと次の標柱があったので、ここで日の出を待つことにしました。


北アルプスの大パノラマ

茜空の下、北アルプスの北端、僧ヶ岳、毛勝三山から南端の乗鞍岳、御嶽までがずらりと並ぶ素晴らしい大観です。

北端に近い剱岳はピラミダルな三角で特徴的ですが、槍~穂高連峰にあっては槍ヶ岳の鋭鋒と大きく切れ込んだ大キレットや穂高岳がそれぞれをアピールしているかのようです。

そんななか最も目を惹かれるのは意外や意外、南端に大きな山容を横たえる御嶽でした。

あの大きさは何なんでしょう。

山頂部こそ過去の噴火で吹っ飛んだ感じですが、すそ野の大きさといえば半端ではありません。

今なお山頂部が存在するのなら、もしかして富士山よりも大きいのではないかと思わせるほどの存在にも見えました。

乗鞍岳の南すそ野がひときわ明るくなると、やがて、その時はやってきました。

残念ながら綺麗くっきりとは行きませんでしたが、それはそれで見応えのある見事なものでした。

※下の三枚は紛れもなく同じ縮尺です

北方稜線~剱岳~立山

槍ヶ岳~穂高岳

木曽御嶽

ここから左手後方に見えているお椀のようなピークが御前峰だったと分かったのは、一時間近くも長居したなかのかなりの時間が経ってからのことで、このあと、ようやく室堂へと向かいました。

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2012年9月29日

29/09/12 若人とともに歩いた雪彦山

パタゴニア


何年かぶりに雪彦山に行ってきました。

久しぶりの雪彦山はやはり、かなりの急登でした。


大天井岳より登山口方面を見下ろす


展望台より岩峰群を見る

出雲岩までの木の根っこを伝う急登はなかなか手ごわく、かなり息が上がります。

その後は鎖もある岩場となり、ちょっとスリリング感が増しますが、その分グングン高度を稼げます。

ここまでくれば大天井岳までは、そう遠くありません。ほどなくすると到着です。

高曇りで、あまり見通しは良くありませんが、台風接近のさ中、雨が落ちなければ上等でしょう。

山頂では自身と同じ北ホのロゴ入りのTシャツのおじさんがいて、うわさに聞いたことのあるオリジナルバッジを売っておられました。

一個、500円ナリ。


左下に写っているのがそれ
どこに出しても恥ずかしくない代物です

本職製の、言わば本物のバッジなのでコレクターにとってはレア物かも。


山頂からの風景を撮るHくん

雨の心配もあるので帰路は短路ともいえる地蔵岳を経て下ります。

かつて、ご両親と来た記憶があるという、山頂手前で出会っていた若い彼と一緒です。

彼は地蔵岳のピークに立つのは今日が初めてのようで、眼下に見えるクライマーにいたく感激している様子でした。


地蔵岳

地蔵岳の岩壁を見上げる岩場で再度、クライマーを見上げたら虹ヶ滝へと下ります。

沢沿いを歩くようになり、あとはのんびり歩けば登山口に戻ってきました。

車に戻るや否や、小さな雨が降り出しました。

若い彼と話をするうち、自身が初めてこの山に来たのがちょうど彼と同じ年頃だったことを思い出したり、その後は下山まで一緒にも歩けた、とてもいい山行になりました。

ちなみに、彼は家の(あ)。と同い歳でした。

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2012年9月22日

22/09/12 実りの秋

パタゴニア

先週の剱岳は、やはり半端ではなかった。


色づいてきた稲穂と高御位山稜線

標高差が知れているとはいえ、稜線までの登路はそれなりの急坂のはずの高御位山稜線だが、ふもとから見渡すと、あろうことか丘のように見えてしまった。

それでも、いざ登り始めると大汗をかきながらヒーヒー言っている自分がいたんだけれど、行けども行けども先の見えない急な尾根道が続いていた早月尾根のことを思うと、やはり、これは丘なのかもしれない。


山頂より西望

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2012年9月17日

16/09/12 剱岳・早月尾根

パタゴニア

昨年、降雪のため達成できなかった早月尾根から日帰りでの剱岳を、一年越しでようやく達成しました。


早月尾根上部より
手前に早月小屋、早月川と
富山平野、富山湾や能登半島を望む

標高760メートルの馬場島から2,999メートルの剱岳山頂まで、これだけの標高差を体感できるルートは珍しいだろうから、本来なら高度を上げるごとに移りゆく植生を楽しみながらのんびり歩きたいところだが、2,200メートルの標高差はそうはさせてくれない。

登路、2,800メートルを越えてからの岩場の通過よりも、むしろ下りの、それも、ひと息ついてしまう早月小屋からの長い下りを、いかにこなすかが日帰り山行の核心かもしれない。

画像付きファイルはこちら

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2012年9月2日

02/09/12 まだまだ暑いです

パタゴニア

鹿島神社から百間岩経由で高御位山です。


鷹ノ巣山から姫路臨海部と
家島諸島、小豆島方面上空に広がる
青空を見上げる

同じルートを往復のつもりが、時間切れと暑さのため、復路はあえなく馬の背から下山でした。

この時期に、この暑さでは気力が持ちません。

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2012年8月25日

25/08/12 モーター・パラグライダー

パタゴニア

夕刻近くに長尾から高御位山に上がりました。


夕陽に向かって飛ぶモーターパラグライダー
背景は家島諸島や小豆島

山頂でしばらくたたずむうち、どこからかこちらに向かいパラグライダーが飛んできた。

大空をバックに颯爽と飛ぶ姿に、しばし圧倒された。


見上げると大きな空が広がっていた


影高御位山

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2012年8月16日

16/08/12 高く碧い空

パタゴニア

昨日の長尾からと成井からの二回に続き、今日の高御位山は長尾からの往復のみ。


空は碧く高かった

まだまだ暑い盛りですが、高く青い空に浮かぶ筋雲からは季節の移ろいを感じられました。


登山路脇にはキキョウが咲いていた
8/15撮影

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2012年8月5日

04-05/08/12 伯耆大山山頂小屋

パタゴニア

山頂避難小屋泊で伯耆大山に行ってきました。

夕日に照らされたブナ林が真っ赤に燃えていた
三合目付近で


草鳴社ケルンと米子平野方面の夜景


月光に剣ヶ峰、槍尾根、烏ヶ山稜線が映える
中景は蒜山方面


山頂避難小屋と米子平野の夜景


深夜、東の空を見るとオリオン座と
ひときわ明るい木星が輝いていた


山頂石碑と星空


朝霧流れる蒜山方面


シモツケソウと剣ヶ峰


行者谷の見事なブナ


山頂から見る朝の様子は、昨晩からのことを考えると大いに期待したが、意外とそっけなく陽が昇ってしまった感が強かった。

それでも、烏ヶ山や蒜山方面を覆う朝霧が滝雲となって稜線を流れる様は、早朝ならではの光景だった。

この日の眺望は素晴らしく、西の三瓶山は日の出間もなくからその姿を現せる影大山の彼方にくっくりと見え、日本海に浮かぶ島前、島後の隠岐ノ島もこれまでにないほどはっきりと見ることができた。

頂稜台地のお花畑については、沢山の種類の花は咲いていたが全体的に色づき具合が良くない印象。

帰路、立ち寄ったペンションのオーナーによると、「今夏は雨が少ない。」ようで、その影響もあるのかもしれない。

「ユートピアはそれなりにキレイでしたよ。」

下山後、駐車場で出会った青年が話してくれた。





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2012年7月29日

29/07/12 長尾からと成井からと

パタゴニア

長尾から北山の尾根を稜線に上がり小高御位山から成井に降りた後、高御位山山頂を経て長尾へと下りました。

小高御位山より高御位山を見上げる

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2012年7月22日

22/07/12 人懐っこい蝶

パタゴニア

鹿島神社百閒岩から高御位山往復です。

ザックと同化したかのように懐っこい蝶

暑さを少しでも避けるため、いつもより少しは早く出かけましたが、風がなかったせいか大変暑く感じました。

日が照ってなかったのを幸いとして、目の前の景色を見ながら山頂露岩上に佇めば、それなりに涼めました。

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2012年7月16日

16//07/12 過去最高!?

パタゴニア

今日の高御位山稜線からの眺望は過去最高とも思えるものでした。

あおぞら

確かに、今日は梅雨明けを思わせるほどの暑さでしたが、日本海に居座る前線に向かい吹き込む南風でしょうが、これが意外にも快適な風をもたらしてくれているようで、木陰に入れば思いのほか不快感は感じられませんでした。

それより何より、今日の特筆は、何と言っても眺望の良さにあります。

明石大橋の彼方の泉州の山並みや淡路島、小豆島はもちろん、四国の阿讃山脈主稜までも見えていました。

馬の背分岐から高御位山

一輪のキキョウが咲いていた

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2012年7月7日

07/07/12 梅雨の晴れ間に

パタゴニア

馬の背から高御位山往復しました。

いなみ野の向こうに淡路島を望む

昨夜の嵐が、まるで嘘だったかのように見事な眺望が広がっていました。

山頂より南望

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