2018年5月4日

04/05/18 EVA号撮影紀

パタゴニア

豆崎から地徳山を経て鹿島神社へ下りました。


ラストラン間近の新幹線・エヴァンゲリオン号

今日の目的は間もなくラストランを迎える山陽新幹線、エヴァンゲリオン号を撮る、これ一点。

撮るにあたっては別の候補地もあり、ここに来るまでに出向いてみましたが、あまり良い場所とは思えなかったのでこの稜線上にしました。

この場所なら高い位置の見晴らしの良い場所から見下ろせるので、西は姫路駅を出てすぐの市川橋梁を過ぎて右カーブしたところから、東は加古川を越えて二見辺りまでの、ほぼ全線にわたり見渡せ、通り過ぎる新幹線をそれなりに長い時間見ることができます。

また、新幹線は『こだま』であっても速度はかなり速いですから至近から撮ろうとすると、あっという間に通り過ぎてしまうので、ここなら数分間は列車を眼に出来るだろうというところです。

一方で、最も近くを通過する際でもアップ画像は期待できませんが、それは承知の上です。

列車自体が長く、そもそも全体を写し込みたいと考える自身にはこれでいいのです。

今日は見慣れた風景の中を走り抜けるエヴァ号を撮りましょう。


伸びやかな車体のN700系


ひめじ別所・貨物駅近くを通過中
奥に姫路市中心部と中央を横切る高架橋は播但連絡道


姫路バイパスとの交差部を通過する九州新幹線・さくらorみずほ
特徴はパステルブルーの車体


日笠山の山すそを走り抜ける
上は播磨灘


N700系新幹線は白い車体のうえ編成も長いので走る姿が美しい
奥は姫路市南東臨海部


姫路城と姫路市街地
姫路駅は左の山すそを左カーブ、市川橋梁を渡ればすぐ


姿を現せた上りエヴァンゲリオン号 JR・ひめじ別所駅近くを通過


姫路バイパス交差部に差しかかる


接近してもこの程度の大きさにしか写せないが仕方ない


高砂市曽根あたり

ここと決めたロケーションは想定内の場所でしたが、問題は天気でした。

悪い天気ではありませんが決してイイ天気とは言えず、上空は雲に覆われている部分が多くにわか雨でも降りそうな感じで黒い雲もあります。

如何せん普通の新幹線が白を基調にした車体の色に対しエヴァ号の車体は紫色っぽく暗めなので、あまり天気の良くなかった今日のような日にカラーリングを生かしたカッコいい姿で撮ろうとすると日の照るタイミングを運に任せるしか仕方ありませんでした。

これは想定外でした。

700系レールスターもグレー基調の車体なので同じ類ですが、この手の車体は同じ好天でも日が照っているのと照っていないのでは大違いで、陰っていると特に、その存在感が薄れてしまいます。

また西を望む際、引き気味でやや右にファインダーを振ると姫路城を写し込むことができるのですが、お城に光が当たっているかどうかでも印象が違います。

ここからだとお城は元来小さくしか写せませんが日が陰るとさらに存在感が薄くなってしまうのも悩みどころです。

ただ、どうのこうの言ってても始まらないので、それ以前に通過する新幹線でロケハンのうえ頑張ってみました。


撮影地近くより高御位山連山を望む

場所を少し北に移動して下り列車を待つ。

上空の雲に邪魔された形で下り列車を待つ頃には日差しがない時間帯が多くなってしまった。


JR・ひめじ別所駅南あたりを通過する下りエヴァ号
手前はJR在来線


JR・貨物駅近くを通過
日が陰ったうえコンテナと同色系なことも手伝って、ここでは特に判別しづらい

はじめに見た、上り列車が通過する際は晴れ間の中を走る姿も撮れましたが、場所を変えて撮った下り列車は、ほぼ日が陰った中での通過だったので、思うような画像は撮れないまま視野から消えてしまいました。

ま~、記録的な撮影としたら、これでも上出来ですね。



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2018年5月3日

03/05/18 残りわずか、エヴァ号

パタゴニア

阿弥陀町長尾から高御位山に上がりました。


神戸製鋼所と霞に浮かぶ淡路島


今日は早めの、いつものSさん

山頂露岩に腰を下ろし、ふと時計に目をやると、ちょうど新幹線・エヴァンゲリオン号の通過時間直前。


姫路バイパス、高砂西ランプ付近を通過中


高砂市中心部

エヴァンゲリオン号の運行は5月13日までなので、あと10往復です。


大型連休後半の初日ということで
加古川バイパスは目に見えて下りの交通量が多い


ガラ~ンとした感の阿弥陀新池駐車場

加古川バイパス下り線の交通量は目に見えていつもより多そうだけれど、一方で山頂のココはというと人影まばらで、いつになく静か。

会う人は、ほぼ顔見知りばかりといっても過言でないくらい。


高御位山のお地蔵さん

先日は氏子の方とクライミングに来ていた方の間でひと悶着ありましたが、その発端となった行動がこのお地蔵さんの頭に一人の人が腰を掛けていたからだとか。

いくら何でも、それはないです。怒鳴られて当然です。

このお地蔵さんは高御位の名の由来となった由緒正しき岩を見守る位置に建ててある、と氏子である成井の方から聴きました。



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2018年4月30日

29/04/18 双六谷と弓折岳

パタゴニア

新穂高から左俣谷、大ノマ乗越経由、双六谷、弓折岳山スキー行ってきました。


鏡平上部より望む穂高連峰と焼岳、乗鞍岳


新穂高・深山荘登山者用駐車場
今宵の寝床はこの灯りの内

解る人に言わせれば、ある意味、敗退的山行ですね。

もちろん目的は双六岳であり双六カールを滑ることでしたが、大ノマ乗越に着いて目にした双六岳の雪付きの悪さに、一気にテンションだだ下がりでネイチャースキーを愉しむことに気持ちを切り替えてしまいました。


目にした双六岳の寡雪ぶりには驚かされた
右上するのが双六谷で南峰の左肩に小さく黒部五郎岳がみえる

のちに目にした状態では双六岳山頂からでも雪を拾えば双六谷まで滑走は可能のようでしたが、見る限りかなりリスキーなシチュエーションもありそうに見えたので納得です。


秩父沢の登行
デブリは大したことがなくて助かったが大ノマ乗越までは長くて遠い


ようやく着いた感満載の大ノマ乗越にて大キレット~穂高連峰

ここから双六谷までの標高差200mは、それなりの斜度なれど雪質上々で、距離は短いながら滑走はそれなりに楽しめる。


雪割れの双六谷と大ノマ岳

雪割れした双六谷でのひと時は、まるで砂漠の中に突如現れたオアシスのようで、ほんの短い時間ながらこれまでにないロケーションとシチュエーションを独占して、とても贅沢で優雅な時間を過ごせました。


金木戸川源流の流れと双六岳頂稜台地
青空に映えるダケカンバが美しい

やや狭くてスケールも小さいながら黒部源流によく似た雰囲気の双六谷上部。

出合から双六池までの標高差は300mあるから斜度はそこそこある。

この後、双六カールの登行はキャンセル、双六池まで登行することなく右折し弓折岳北部稜線に上がる。


北に鷲羽岳と水晶岳

樅沢岳南で弓折岳稜線に乗ると槍~穂高連峰が素晴らしい景観で迎えてくれる。


稜線というステージの上に立った瞬間、槍~穂高連峰の壮大な景観が眼に飛び込む


北鎌尾根上部~槍ヶ岳~大喰岳~中岳と西鎌尾根、中崎尾根、飛騨沢

かつて今日と同じように、ここから見た残雪の飛騨沢に憧憬の念を持ったことを想い出す。

中岳・中の沢に忘れたであろうシールは今もあるだろうか?


大観が眼の前にあってもキツイのはキツイ
中岳~南岳、大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム


大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム~西穂高岳・独標付近まで
手前稜線は中崎尾根と、ここでも不遇な存在の奥丸山

ただ、ここから弓折岳までは小さいながらアップダウンが幾度かあり意外と近くない。(雪切れ二か所あり、スキー脱ぐ)

この稜線上の二か所のピークにひと張りづつテントが張ってあった。

弓折岳ピークにも、ふた張りのテント。見下ろす鏡平にも緑色のテントが確認できる。

どのテントも素晴らしいロケーションで、いい夜が過ごせたにちがいない。


鏡平に張られたひと張りのテント
中央、左寄り

弓折岳からの斜面は槍~穂高連峰を正面に見て最高のロケーション。
(スキーヤーとなった本人には見えないが・・・)

雪の状態は山頂直下がベストだったが、すぐに終わりレフトに回り込み熊の踊り場を見下ろすようになると素晴らしい縦溝。

さいわい、この時間になると雪は緩んでいてシュプールも皆無だったので適当にざく切りにしてやった。


鏡平や熊の踊り場から弓折岳東面の縦溝は造形美を形成するほどすごい
秩父沢のそれは、縞模様のスパンが大きく溝も深い

昨日、熊の踊り場ではその名を地で行く熊がうろついていたと弓折岳のテントの一人の人から聴いたので、あたりを注意しながらもぐるりと取り囲む縦溝のオンパレードを楽しむ。

広い秩父沢に合流しても縦溝は終わるはずはなく、どちらかといえば傾斜が緩いのがせめてもの救いほどで、大きく深いそれに滑りにくさはさらに増す。

うねりに身を任せて滑るのみ。

立ち止まり見下ろすと、出合いの橋はまだまだ先の下の方。

秩父沢の出合い付近だろうか、左正面に奥丸山稜線の奥に槍ヶ岳~穂高連峰が最後に見える場所があるので、眼前に広がる光景を家族とシェアしながら長居。

ここでもう少し待って、黄昏て紅くなりそうな穂高の山々を見るのもイイかな、とも思ったが明るいうちの下山がリスクマネジメント。

安全を優先し、しばらくしたら重い腰を上げる。

事実、滑りに関しての危険性はこの辺りを過ぎてから出合橋までの下部のデブリ地帯のほうが高く、難しかった。


秩父沢から最後に見た穂高連峰
これくらいの標高の目線では西穂稜線の存在感がある


奥穂高岳~馬の背~ロバの耳~ジャンダルム
手前は涸沢岳西尾根・蒲田富士稜線と林の中崎尾根

弓折岳山頂から林道出合いまで、の~んびりしながらでも1時間ほどで下れるのはスキーならでは。

林道はアプローチシューズで、トボトボ下山。


稜線にいる人にはどんな光景が見えているのだろう
左俣林道でみたアーベントロートの焼岳

こちらは遅々として進まないものの、
「弓折稜線の、もう少しでも北の位置から左俣に飛び込んでいればもっと充実した山行になっただろうか。」

その場に身を置くとなかなかそうも行かないのが現実で、素晴らしい景色との出逢いと無事の下山で何より。



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2018年4月26日

26/04/18 姫路城・天守閣と、お堀めぐり船

パタゴニア

先日手にしたレンズの写り具合の確認を込めて、所用のついでに少し足を延ばして姫路城を撮ってみました。


朱塗りの橋と姫路城・天守閣

当たり前ですが、この場所は知っている人しか知らない、観光客があまり寄り付かないちょっとレアな天守閣の撮影スポットです。

サクラの時期の画像がよくあると思いますが、ここは、あえてのツツジです。


期間は限定的ですが、お堀めぐりの船も定期的にやってきます


城見台公園

まだ撮る数が少なすぎでレンズの特性や性質は分かりませんが、これでイイのが撮れなければ、それは只々、腕のせいだと思います。

天守閣の白さや陰影のことを考えると午後よりも午前中のほうが、より『白亜の大天守』らしい姫路城の画像が撮れるでしょう。



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2018年4月25日

25/04/18 新しいレンズ

パタゴニア

ニコン、大三元レンズの一角、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8 G ED 届きました。


ギボウシの葉とアジュガの花

さすが、と思わせる発色です。

風景を撮っていないので何とも言えませんが、大いに期待を持たせる写りようです。


緑色の葉に埋もれるように咲く紫色のアジュガの花が鮮明


タニウツギ

フォーカスも素早いので動的なシーンでも上手く活用したいものです。

携行するにあたって気になるのは大きさと重さでしょうか。



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