2016年12月3日

03/12/16 碧い空

パタゴニア

雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳往復しました。


真っ青な碧空に映える大天井岳の祠の裏の木になる実

今日の見どころは、何といっても虹ヶ滝。

何時ものように沢沿いに上がり、沢を渡ると珍しく先行者の姿。

クライマーかと思いきやそうではなく、見かけない人のように思えたのでこの先の自身のルートを説明したうえ、このご夫婦と同行することに。

出合いからの急坂をしばらく行くと、さらに一人の先行者。

ザックに掛けた『札(ふだ)』が見えたので、これは間違いなくバッジの植田さん。

このルートで上がるのは珍しいと思いきや、先週話した危なっかしいロープを取り換えようと新しいロープを携えられたようで、掛け替えのためこちらのルートで来られたようだった。

今日は出合い下の滝に小さいながら虹が架かっていたので、あの様子なら虹ヶ滝もここ最近の水量の少なさから、少しは水量を増やしていることを期待して三人とともに歩く。

そこまで来たら、まずは同行してきたお二人に全容を見てもらおう。

下から見上げた形なので、ここからはまだ虹は見えないが、とりあえず納得していただけたよう。

水量はそれほど多くなっていなかったが、広葉樹がほとんど落葉してしまっているので沢沿いといえどもここまでくるととても明るい感じで気持ちいい。

さて、虹は見えるだろうか・・・。

水量のことがもっとも懸念材料で、それ以外にも冬至が近いことで太陽が低く虹の位置がずいぶん高くなってしまったことで見えないのではないかと心配したが、かろうじて小さいながら光り輝く虹が見れて胸を撫でおろした。

せっかく案内したのに見えなくては申し訳ない。


植田さん発見


同行した4度目の雪彦山の鳥取から来られたご夫婦
来夏の剱岳に備えスキルアップのため、あえて逆コースを選ばれたようです


虹は上がりすぎると小さくしか弧を描けない

ただ、今日ンメインはこの縦に架かる虹だった。(下画像)

ここにあっても太陽の位置が高い季節にはこのように架かることはなく、差し込む光量の少ない緑の季節でも、こうは行かない。

太陽と水流との絶妙の位置関係がないと見ることのできない見事な滝を見ることができた。


一方で、このような立派な縦の虹が見れる


小さいながら見事な虹を見ることができた


大天井岳より南望してみる明神山や姫路方面
やや霞んだ感があり明石大橋までは見えず


大天井岳より南を見下ろす


鎖場基部より見る地蔵岳と大天井岳の影

真っ青な空のもと風もなく、年に数日有る無しの上天気のハイクでした。



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2016年11月26日

26/11/16 小春日和

パタゴニア

雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳往復しました。


地蔵岳より見下ろすお気に入りの光景


雪彦川・出合い付近にて


虹ヶ滝とケルン


名残の黄葉


大天井岳より明神山南望


同、明神山山頂部と書写山遠望


山腹の様子


地蔵岳と重なり合う影

山腹も含め紅葉はすっかり終わり、代わりに沢筋の歩行が明るくて気持ちいい季節。

大天井岳では風のないポカポカ陽気で、うたた寝するのに打ってつけのような一日でした。



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2016年11月23日

23/11/16 新鮮な景観

パタゴニア

三木・Yくんと山神社から桶居山~高御位山~北山鹿嶋神社歩いてきました。


端正な山頂部の桶居山

今日の目的は桶居山から高御位山までのルートだったので本来なら西端の深志野からスタートしたかったのですが、登山口近くに車をデポする場所を見つけることができず少し東の山神社近くに駐車して、ここからのルートで稜線に上がることにしました。

この稜線は高御位山の稜線に比べると標高がさらに低いですが、いざ上がってみるとそんな低さを感じさせない展望が広がります。

確かにここからの景色を見るのはかなり久しぶりだし、今日は特に見通しがいいことも手伝ってのことでしょうが、わずかに標高200メートル程度しかない稜線を歩いていることを感じさせない空気感に足取りも軽くなります。


山神社南に路駐してスタート


登りやすい快適な尾根道
佐土新集落と別所の街並み


稜線に出ると桶居山のピラミダルな山容


稜線に自生するノジギク


目的地の高御位山はずいぶん遠くに見えるが・・・


振り返り見てもいい形をしている桶居山


尾根の奥になった桶居山
この辺り、小さな尾根が沢山あるのでルート取りは要注意


フィックスロープはあったが人影は見えず
奥は鷹ノ巣山の稜線


高御位山主稜線との合流点より高御位山
紅葉の色づきは良くない


立派な山ラッキョウが何株か咲いていた

桶居山から見える高御位山はずいぶん遠くのように見えますが、緩やかなアップダウンを何度も繰り返しながら進むと、それもいつしか大きくなっていることに気付かされ、鹿嶋神社~高御位山の主稜線と合流すればいつもの景色の中です。

ちょうどお昼頃に到着した高御位山山頂には若い人が沢山いたようで、にぎやかに話す声があちらこちらから聞こえていました。

北風は相変わらず強いなか、南斜面に腰を下ろせばそれを感じることなく時間を過ごせるのがここのイイところ。

天候もあまりよくありませんが見通しが抜群なので、遠くまでよく見える景色を楽しみながら昼食としました。


山頂より南望


同、東望
明石大橋や淡路島のかなたに紀伊半島の山並みも


柑橘系の立派な実のなる木

あれほど沢山いたはずの人たちはどこへ行ったのでしょう。

こちらが長居しているうちにすっかり下山してしまったようで、山頂を後にしても以降は数人と顔を合わせただけの静かな道を北山へと下りました。


南東より高御位山主稜線を望む


北山鹿嶋神社

参考コースタイム
佐土新・山神社   9:30
桶居山       10:15
高御位山主稜線合流 11:30
高御位山山頂    11:55-13:30
北山・鹿嶋神社   14:10



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2016年11月20日

20/11/16 落葉

パタゴニア

雪彦山、大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝周回しました。


にぎわう大天井岳

今日の雪彦山は、天気は決していいとは言えなかったにもかかわらず大勢の人で賑わいました。

ただ、多くの人が集うと様々な人がいるのが常で、その中に常識に欠ける人に出くわしたと植田さんから聴かされました。

内容についてはここでは割愛しますが、こんな人は決まって年配者で、兎角人の言うことを聞かない。

それに比べ子供は無邪気で素直。

自分もこんな子供だったと思いたいし、当然、こんな年寄りになりたくないと願った日でした。


展望のない展望岩は初だったかもしれない


見晴らし岩から見下ろす山腹の紅葉


空に浮かぶ白い雲と山頂に佇む人との対比が面白いアングルに見えた


落葉すると地蔵岳の存在が不明瞭


不行岳と賀野神社方面


地蔵岳から見下ろしても紅葉は今週で終わった感が強い


まだ健在だったホコリタケ


虹ヶ滝には福山山岳会の方5名と一緒しました


虹ヶ滝付近にはかろうじてモミジの紅葉が残っていた


虹ヶ滝を少し遠目より見る


大天井岳の裏座敷でお会いしていた彼らと地蔵岳で再会したあと
駐車場まで同行して下山しました

紅葉は稜線方面ではすでに落葉で山腹でも終盤。

先週思ったとおり全体的に見ても今週でほぼ終わりでしょう。

相対に赤色はもう一つだった反面、黄色はキレイだったような気がしました。



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