※読みは「やぶしもちごうち、うぶたまじんじゃ するがみね」
須留ヶ峰山頂
悲しいかな灌木で目に付くのはアセビだけです
毎年、この時期になると11月3日の須留ヶ峰登山大会の案内を地元の建屋(たきのや)校区自治協議会の方からいただき、一度は参加しなければ失礼に当たると思い、ようやく実現する意味で今日、その大会に参加したものです。
保存データをひも解くと、前にここを訪れたのは実に9年以上も前のことでした。
10年ひと昔といいますから一見、山の様子は変わってしまったようにも見えましたが、10年ほどのスパンで考えると案外こんなもので、あまり変わってないといえるかもしれません。
その9年前も今日の餅耕地からのルートでした。
夏の終わりごろでしたので、当時は全く免疫のなかったヤマビルに吸血されたのが印象に残っています。
さすがに山頂では肌寒さも感じる今日は大丈夫でしたが、その元凶ともいえるシカの鳴き声は昼間でも聞こえてましたので、暑い時期は要注意です。
冒頭のとおり今日は登山大会でしたが、聞くところによると参加者は90余名とのことなので取り立てて大層なものではありません。
ただ単に皆で登りましょう、って感じで特に制約はありませんが、参加の皆さんは時間厳守されたようで出発時刻に遅刻したのは、何を隠そう私一人のようでした。
渓流沿いのいくつかの橋には滑り止めの麻袋が施してあった
ブナ林の上部に大杉山山頂部
大杉山山頂
山頂西にある大杉山の名の由来の杉
須留ヶ峰山頂
標柱は以前のままだったが字がずいぶん薄くなって読みづらい
熊棚
一番乗りでここに来たが、後からはそれなりの人数の人がここまで来た
須留ヶ峰山頂近くからみる大杉山
再度、大杉山
日が照ると暖かいが翳ると肌寒い
蛇行する明延川と流域の集落、大屋市場
氷ノ山方面は時雨でみえず
同じく天滝も
林道終点より大杉山方面を見上げる
今年の紅葉はどこもいまいち
帰路に立ち寄った山神社
屋久島の、もののけの森を彷彿とさせる雰囲気
境内には御神木と思しき何本かの立派なスギやトチノキがある
林道の鳥居
餅耕地村、産霊神社
基本的には地元の方をはじめとする年配の方や女性、初心者向けの里山ハイキングですが、これはこれで参加者の一人ひとりが地元の山をより身近に感じたり、登山自体に興味を持つきっかけになればと感じたハイクでした。
意外とかわいい(?)養父市イメージキャラクター・やっぷ~をあしらった記念バッジ
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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