クモの巣と赤い葉っぱ
天候すぐれない中、それなりの数の登山者のあった今日の雪彦山。
こんな日は常連の連中は無理をすることなく正面登山道を往復するのが常道ですが、そうでない方々は早々に裏やら奥方面に向けて大天井岳を後にしていました。
岩峰にガスがかかるのは珍しい
裏を返せば、こんな日に登るアホは少ない
三峰の岩壁と地蔵岳
東稜登ってるクライマーいたけど、こんな日にだいじょうぶぅ?!
見晴らし岩のコオニユリと山頂部にガスのかかる明神山
コオニユリ
今年の咲き具合は数といい色合いといい、かなりイイ
大天井岳山頂
ゴーヤー入り酢豚 だったかな?
近景の地蔵岳ですら、ご覧の通り見えない時間帯がほとんど
右上の岩場の下方で滑落して左下の小さな谷まで堕ちた模様
事故には、そんな正面道を下る途中に遭遇しました。
見晴らし岩まで下り、今が盛りとばかりに咲くオレンヂ色のユリの花を見て鎖場の巻き道を下っている最中、少し下方から聞きなれない音が聞こえました。
鎖場を下り、出雲岩までのルンゼ状の岩場の下方まで下ると、右下の沢に二人の人。
ここは普通、どう見ても人が立ち入る場所ではありませんし、これまでにこんなところに人がいるのを一度たりとも見たことがありません。
そうです、先ほど聞いた音はこのルンゼを足を滑らせて沢まで滑落した一人の人が堕ちた際の音だったようです。
確かに、これまでに聞いたことのない変な音でした。
ある程度状況を見極めたうえ、『常連』のみんなで連携して救助。
一時は公的な救助要請も必要ではと思わせられましたが、自身の眼鏡によりできた顔の切り傷や斜面を滑り落ちた際にできたと思われる擦り傷はあるものの意識ははっきりしており、ひどい打撲や骨折はなさそうだったので、何とか事なきを得た感じだったので、あとは自力で下山できたことでしょう。
ヘルメットをかぶっていたことや、まだ13時ころだったので、時間的に余裕があったことも幸いしたと思われますね。
兎にも角にも、大事に至らなさそうで何よりでした。
ちなみに、大の大人を背中に背負うのは自身の父、母以来3人目のことで、親族以外では初めての人でした。
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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