2018年6月24日

24/06/18 はれの国の那岐山

パタゴニア

梅雨の晴れ間の上天気に5年ぶりに那岐山に行きました。


稜線上の東屋から見る那岐山

5年前の那岐山はイワウチワを見るのが目的で、鳥取側から上がりました。

今回のルートの岡山側から上がったのは、さらにその時より約半年前の秋だったので5年半ぶりということになります。

これだけの月日が経てば、目にする風景も少し変わっていたように感じました。

蛇渕の滝を経て登山口を歩きだすと左側は以前は風害により木々が倒れてしまった何もない見晴らしの良い場所だったのが、その際に植林された木がそれなりに大きくなったおかげか、全くと言っていいほど展望が利かなくなってしまっていた。

林道出合い下には立派な土留めの階段。

以降も稜線までに何か所か同じ時期に施されたと思われる土留めあり。

大神岩手前の自然林帯は緑が一杯で気持ちいい。

9合目付近で頂稜を見るようになると、ここでは以前にも見たままの素晴らしい稜線が眼前に広がるようになりました。

鳥取側の休憩舎はわずかにトイレを残すのみで、これの姿には寂しさを感じざるを得ませんね。

そういえば去年の秋だったかに風害で壊れたって目にしていた気がします。

稜線を西へ少し歩いたところの東屋は健在でした。

これも同じような立地条件ながら風通しの良いことが功を奏し、今も存在できたのでしょう。

稜線では何本かの名残のサラサドウダンが目を楽しませてくれました。

ここのドウダンは雪彦山や三室山のそれらに比べても花が大きく立派で、全くの予想外だったこともあり何だか得した気分です。

そもそも樹が大きいです。

山頂西にある避難小屋は屋根付きの前室ができ、見違えるほど立派になっていました。

内部は以前のままですが清潔感を保ち、使用するにあたっては以前のままで快適そうです。


登山口からしばらく歩くと林道と出合い、再登山口
標柱には以前は見られなかった『名木ノ城跡』を示す表示


登山路脇の水は十分に流れていた


大神岩
岩の上に上がると日本原高原が見渡せて晴れ晴れします


頂稜手前より見る山頂(左のピーク)方面


滝山へと、たおやかな稜線が延びる


東屋から見る那岐山(左)と旧三角点ピーク
ササ枯れのひどい兵庫県下の山と違い、ここのササは健在


東屋西の稜線上に見つけたサラサドウダン


避難小屋下で見事な色で咲くノアザミ


避難小屋外観 入り口は画像右から


那岐山山頂
今日のベストアイテム、晴雨兼用傘


山頂より西望して避難小屋、旧三角点と滝山
遠く広戸仙(爪ヶ城山)、山形仙


下山路分岐までに見たサラサドウダン
大きな立派な樹にたくさんの花をつけいていた

久しぶりに出向いた那岐山でしたが、以前にも感じた通り女性的で懐の深い素晴らしい山であることを再認識しました。

それと、山って、いい意味でも悪い意味でも人が手を加えることによって保全されていくんですかね・・・。



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