正月の休みを利用して香港に行ってきました。
今回は4日間という短い滞在だったので、はじめからこれといった大きな目的を持たないまま訪れましたが、それでも食べるものだったり買い物だったりを、それなりに楽しむことができました。
滞在した九龍酒店(Kowloon Hotel)について、スライドショーをご覧ください。
客室に入った第一印象は、「狭い」でした。
事前にこのことは認識していましたが、現にそれを目の当たりすると数字で表されていた広さ以上の狭さに驚きました。
スーツケースをまともに広げるスペースすらない感じです。とにかく間口が狭い。
狭さを補うためのせめてもの工夫でしょうか、さいわいベッドが高く、足元が広くなっているので、そこに荷物を収納することにしました。
バスルームや洗面所も同様に狭いです。
クロゼットもあるにはありますが、幅が50~60㎝程度しかなく収納力に欠けます。
短期の滞在でも不十分で、長期滞在ならその分の衣類を納めることはできないでしょう。
これ以前に済ませていたハーバークラブでのチェックインも、やや拍子抜けでしたね。
クラブスーペリアでの予約だったので17階のクラブルームでパーソナルチェックインすることになったのですが、このカウンター、もっと立派な場所にあるのかと思いきや、そこは細い通路の奥のようなところに位置していて、エレベーターを降りてはじめ見たときは本当にそれかどうかも分からないほどでした。
17階とはいえ、目の前にはペニンシュラのタワーがそびえ、そのせいで眺望もほとんどなく場所を選んでやっと、わずかにヴィクトリアハーバーや北角方面が見える程度です。
チェックインカウンターに併設されたクラブラウンジは広くはありませんし、設備やサービスもこれといって目を見張るものはないです。
元来、老舗的なホテルですので贅沢を言えないのは分かりますが、それなりの名前を謳っているのであればもう少し、それ風であってほしかったです。
一方で老舗ならではの利点もあります。
それは何と言っても「地の利」です。
尖沙咀の九龍半島の先端部の絶好の立地条件の場所に位置していますので、どこへ行くにも何をするにも、これほど恵まれたホテルは多くありません。
MTRを利用ならロビー近くから地階へと下って行けば地下で直結していますし、地上からでもホテルが彌敦道に面していますから至近です。
フェリーを使って香港島へ渡るにも尖沙咀のフェリー乗り場へはヘリテイジのデコレーションを横目に見ながら歩けば、すぐそこ。
短時間でアクティブに行動したい方用の、あくまで泊まるためのホテルですね。
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
2013年1月9日
hong kong,
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