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大山の黄葉を撮ろうと前日の夜、鍵掛峠へと車を走らせました。
ご覧のとおり朝日は素晴らしかったのですが、このところの冷え込みのなさからか葉の色づき具合はイマイチのような気がしました。
鍵掛峠で朝日に照らされる南壁を仰いだら、足早に二の沢へと向かいました。
堰堤を乗り越しながら河原を4~50分歩き、二俣に出合ったらその間の尾根筋を藪漕ぎ風にもうしばらく歩き、大きく張り出した樹のある箇所でエンドとしました。
ここからは樹間に弥山付近の南壁を見上げることができましたが、陽が高くなるにつれ山肌の陰影にかげりが見え、ここに到達したときには南壁のひだはほとんど見えなくなっていました。
下山したら一の沢にも足を延ばしました。
林道を奥へ奥へと向かい、終点からは踏みあとをたどり山腹に取り付きます。
潅木の急坂を抜けると草付きに出て展望が開けました。
一の沢へは、かつて山渓で見た写真の場所へ行きたいとの思いからでしたが、これがなかなか見つけられません。
結局、大きく崩れた箇所の上部まで環状道路から1.5時間程度登りましたが、写真の場所は特定する事ができないまま腰を下ろしました。
もう少ししっかり見て来ればよかったのですが、うろ覚えではこのありさまもうなずけます。
帰宅後、真っ先に写真を確認してみると、この写真は今日のルート上から撮ったのではなく、ずいぶん下方から撮ったように見えました。きっと沢筋から撮ったのでしょう。どうりで見つけられないはずです。
でも、これはこれで思わぬルートを発見できたのでよしとしておきます。
到達地点付近から裾野を俯瞰しても、やはり色づきはイマイチのような気がしました。
2006年10月29日
黄葉の大山南壁
Posted by (ま)。
Labels: エクスペディション(日帰り以外の山行), 山歩き、登山, 伯耆大山
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