大天井岳より見下ろす登山口への谷と七種山
登山口に着いた際に、たった今出発しかけたHさんに出遭えたことで、これまでに見たことのなかった雪彦川の滝を目にすることができました。
その滝はいつもの虹ヶ滝の下流側に位置する滝で、これまでは上から望むことはあっても、その全容は見たことのない滝でした。
少し下流側の登山路のテラスのようなところからは、梢越しにながら存在自体は漠然と分かってはいましたが、今日はHさんが、たまたまその下流側へ降りるべくロープを用意して来ていたようで、それならと便乗させてもらって目の当たりしたものです。
虹ヶ滝のような直瀑ではありませんでしたが、やや傾斜のある岩肌を流れ落ちる様は水量のかなり少ない今でも虹を架け、また、滝全体もそれなりに見応えがあって特に黒光りした岩肌が印象的でした。
水流がうねりながら落ちるところから察するに、右岸側は水量が増えてもあまり流れに影響はないようで、右岸と左岸とで岩の色合いが大きく違っています。
増水した際は特に左岸側に幅広く水を流すのでしょう。
左岸側の岩肌は全体的に丸みを帯びているうえ、小さな足場にも落ち葉が乗っていることもあり、かなりリスキーでした。
ちなみに、今日利用したロープは掛けたままですので誰でも利用可能な状態です。
今後はこれまでの虹ヶ滝の虹だけでなく、この滝に架かる虹を見たり撮ったりする楽しみも増えました。
滝の全容
落ち口が虹ヶ滝の最下流部となります
虹を架ける滝
時間さえ合えばこの滝も常時、虹が架かりそう
目線を変えることで多様な形の虹に出逢える
滝壺の水面に浮かぶ落ち葉
虹ヶ滝は水量乏しく、ほぼ虹はなし
地蔵岳より東望して見る笠形山や七種山
鎖場上部より見下ろす地蔵岳
大天井岳より南望して明神山、書写山や姫路市・市川河口付近臨海部
御津アルプス方面と小豆島
高御位山連山と淡路島
淡路島の島影と明石海峡大橋
七種槍(右端)と遠く六甲山
広葉樹はすでに晩秋の装い
この時季、午後になって地蔵岳から見下ろすと地蔵岳と不行岳の影がくっきり見える
大曲りまでの登山路で見上げると見事な紅葉が残っていた
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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