大天井岳より望む明神山と姫路市臨海部・広畑付近
寒の戻りもあって吹く風は寒さを感じさせましたが、山中から望めば山笑う様子も感じられたり、大天井岳から南を望むと七種山方面の手前の山腹に、この時期ならではのタムシバの白い色が目立ってきて、そろそろ春本番らしくなってきました。
タムシバは何年かに一度は当たり年があって、ここ何年かは当たり年ではなかった気がするので、今年は当たってほしいですね。
ここから見る山腹の白い紋様は見事です。
表登山道の展望岩直下に咲くヒカゲツツジやアケボノツツジはすでに咲いている樹もあります。
対して、地蔵岳へのルートの鎖場のう回路のヒカゲツツジは先週から変わり映えせず蕾のままで、開花はこれからです。
薄レモン色のヒカゲツツジ
淡いピンクのアケボノツツジ
一種の厄介者ともみれるアセビ
大天井岳より鉾立山
中央に夢前町新庄付近を見下ろす
木戸ダムのやや下流、右岸側山腹にサクラが点在しています
賀野神社とヤマザクラ
賀野神社下方の山腹に、ひと際目を惹く赤い色のサクラがあった
地蔵岳にて
地蔵岳分岐下の鎖場に可憐な姿を魅せるバイカオウレンですが、大変残念なことに盗掘されたような痕跡を見つけてしまいました。
『とっていいのは写真だけ』で、持って帰るなんて、もっての外です。
バイカオウレン
こんな可憐な花を売る人がいれば、言語道断、とんでもない事だと考えますが、それらはこの自然環境の中だからこそ自生しているのであって、もし販売されているものを買って帰っても同罪で、育てるのはおそらく無理なことです。
現地に足を運んで精一杯に咲く可憐な姿を見るのが、人がそれらに対してできる、せめてもの行ないだと自身は考えます。
虹ヶ滝
出合い下の滝
今日聞いたところによると、先日、登山口の駐車場で駐車料金を請求された方がいるとか。
確かに、ずいぶん昔の10年以上も前には地元の方が看板を上げたうえ駐車料をとっていた頃もありましたが、現在はそのようなことはされていないのが実情のはずです。
こんなところにまで、そのような輩が出没しているなら、それは詐欺行為ともいえることで言葉もありませんが、もしそのような請求をされても決して応じないことが肝要です。
また、これに付随しては、それぞれの車の施錠と車内の管理は、これまで以上に気配りすべきだと感じた次第です。
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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