2020年9月12日

12/09/20 雷雨

パタゴニア

雪彦山、沢沿いに虹ヶ滝出合いまで上がり、そのあとは林道へ出て、そのまま登山口へと戻りました。


賀野神社近くより見上げる雪彦山・洞ヶ岳岩峰群
左から大天井岳、不行岳、地蔵岳

雷雨と言えば地表の温度が上がる午後に降るのがこれまでの常識的な考えかと思っていましたが、午前中の、それも早い時間帯に降っても、やはり雷雨っていうんでしょうね。

そんな雷雨に今日は遭ってしまいました。

いつものように虹ヶ滝~地蔵岳か、あるいは新下山道かを経て大天井岳に上がろうと登山口を出ましたが、その時すでに怪しげな雰囲気で、とりあえず行けるところまでとして沢沿いを歩き始めました。

曇り基調で日差しはなく気温はそう高くはなさそうですが蒸し暑いです。

堰堤までに下山してくる軽装の一人の男性とすれ違いました。

ちょっと不思議な感じでしたが、その場は何もなく先へ進みます。

出合い下の滝は昨日からの降水のせいで水量はかなり増えています。

足下にいつも以上に注意を払いながら進み、地蔵岳・東稜へ向かうクライマーを見てさらに沢沿いを進むと雨がポツポツ降り出しました。

地蔵沢出合い付近で雨粒は大きくなり、この時点で退散することに決めました。

ひとつ楽しみにしていたことがあったのですが、残念ながら達せられませんでした。

せめてこんな天気でも足下に咲く花なら見れるだろうと、先週見たヤマジノホトトギスが見れることを楽しみにしていたのですが、それも叶いませんでした。

どうしちゃったんですかね。


虹ヶ滝

虹ヶ滝で本降りの様相となったので、ここで持参の傘を出して林道へと退散です。


地蔵岳正面壁に垂れ下がる赤いロープが印象的だった

この山中で唯一、雨がしのげる東屋なので、お昼はここでと決めていました。

時折雨が止むこともありましたが、見上げる山頂方面はガスがかかり、天気図で確認してもさほど良くなる気配はないので納得です。


林道の東屋

しばらくすると林道を徒歩で上がってきた男性。

登山口近くで出会っていた方でした。

東屋での寂しいはずのひと時も、この方が現れたお陰で愉しく過ごせました。

雨は止んだようでしたが登山道を下りるのではなく車道を歩いて下りることにします。

この林道、自転車や車で下ったことはありますが徒歩は初めてでした。

賀野神社に立ち寄るのが最大の目的です。

立派な神社ですが、どうも存在が微妙というか、存在意義がよく分からないというか。


賀野神社


賀野神社境内より岩峰群を望む

いつもは大天井岳から見下ろすばかりだった展望駅のポイントからも、今日は反対に岩峰群を見上げます。

中々壮観ですね。

もうしばらく車道歩きして、登山口駐車場に戻りました。

かなりイレギュラーな山歩となりましたが、こんな日はこんなでもいいんじゃないでしょうか。



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